ドキュメント/アクティビティ バリアント
ドキュメント タイプに対してバリアントを作成し、無視するフィールドを指定できます。これにより、1 つの汎用的なドキュメントを作成し、使用中のバリアントに応じて異なる方法で表示することができます。
請求書など、一般的なドキュメント タイプを 1 つ用意することもできます。ただし、請求書のタイプによっては、一部のフィールドが対応しない可能性があります。たとえば、会社 A が請求書に割引のフィールドを含めない一方で、会社 B が常に特定の金額の割引を含める場合などです。
このドキュメント タイプをスキャン、検証、確認、またはドキュメント レビューのフォーム内で使用する場合、無視するように構成されたフィールドは表示されません。このドキュメントの有効期間中、このドキュメント タイプが有効と見なされます。
多段階検証をサポートするために、フィールドを表示および非表示にするドキュメント バリアントのアクティビティ バリアントを作成できます。これにより、複数のリソースによって段階的にドキュメントを検証できるようになります。表示されるフィールドはアクティビティに対して有効と見なされますが、ドキュメントに対しては無効である可能性があります。
ドキュメント バリアントまたはアクティビティ バリアントでフィールドを無視するように設定すると、フィールドはフォーム上に存在するものの非表示になります。使用法に関する追加の条件ルールがないフィールドに対してのみ、バリアントを使用してください。
ドキュメント バリアント オプションは、スキャン新規ジョブ作成フォームまたはスキャン アクティビティ フォームを生成するときにのみ使用できます。バリアントは、ファイルのアップロードなどのキャプチャ コントロールでは利用できません。この方法でキャプチャされたドキュメントは、SDK を使用してバリアントを適用するように更新できます。
検証ルールを適用すると、すべての非表示フィールドが有効と見なされます。マルチ フィールド検証ルールを構成しており、必須フィールドの一部が非表示になっている場合、マルチ フィールド ルールは実行されません。
アクティビティを行うか、スキャンを使用して新しいジョブを作成すると、ドキュメントの作成時にバリアントが適用されます。バリアントのバージョンは最新のアクティブなバージョンに設定されます。その時点でバリアントが存在しない場合、ドキュメントにバリアントがスタンプされますが、バージョンは 0 に設定されます。これを更新してバリアントを適用する唯一の方法は、ドキュメントを再分類することです。
バリアントはドキュメント タイプ内でコピー、または親ドキュメント タイプから子にコピーすることができるため、微調整を行うためにバリアント全体を手動で再作成する必要はありません。
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