エクスポート アクティビティの構成

  1. マップにアクティビティの追加します。

    デフォルトでは、アクティビティの [プロパティ] パネルで [構成] タブが開きます。

  2. アクティビティのデフォルトの [名前] を意味のある名前に変更します。
  3. [タイプ] リストで、[キャプチャ] > [エクスポート] を選択します。
  4. 以下のプロパティを構成します。
    [入力ドキュメント/フォルダ]

    ドキュメントまたはフォルダをエクスポートするドキュメントまたはフォルダ変数。

    [レンディションからページ イメージを取得する]

    選択すると、選択したレンディションからイメージを取得します。エクスポートにはページのソース イメージを使用しません。

    [ページ レンディション] リストで、レンディションを選択します。

    ページにイメージ レンディションがない場合は、ソース イメージが使用されます。

    [エクスポートの順序]

    エクスポートが発生する順序。利用可能なオプションは次のとおりです。

    • [ドキュメントの順]: エクスポート アクティビティの入力データがフォルダ タイプの場合、エクスポート サービスではフォルダを開き、ドキュメントを順番に開きます。ドキュメントごとに、ドキュメントを処理するためにエクスポート コネクタが順番に読み込まれます。

      ドキュメント順でエクスポートする例

      [フォルダ]
      • Doc 1: Connector 1、Connector 3
      • Doc 2: Connector 1
      • Doc 3: Connector 2、Connector 4
      Connector のシーケンス Connector 1、3、1、2、4
      ドキュメント シーケンス ドキュメント 1、1、2、3、3

    • [割り当てられたエクスポート コネクタの順]: エクスポート アクティビティの入力データがフォルダ タイプの場合、エクスポート サービスではフォルダを開き、エクスポート コネクタを順番に読み込みます。Connector ごとに、すべてのドキュメントを順番に処理します。

      Connector 順のエクスポートの例

      [フォルダ]
      • Doc 1: Connector 1、Connector 3
      • Doc 2: Connector 1
      • Doc 3: Connector 2、Connector 4
      Connector のシーケンス Connector 1、3、2、4
      ドキュメント シーケンス ドキュメント 1、2、1、3、3

    エクスポート アクティビティの入力データがドキュメント タイプの場合、エクスポート サービスでは 1 つのドキュメントのみがある特別なフォルダとして処理します。[エクスポートの順序] フィールドは無効になっています。
    [ソース ドキュメントのエクスポート]

    選択すると、ソース ドキュメント (存在する場合) をエクスポート コネクタに送信します。イメージ以外の各ファイルは個別のドキュメントとしてエクスポートされます。

    [ページ イメージのエクスポート]

    ページが含まれているドキュメントをエクスポート コネクタに送信します。

    [完了のマーク]

    キャプチャ処理が完了したドキュメントとまだ処理されていないドキュメントを区別できるように、ランタイム時にエクスポートされたドキュメントを完了とマークします。

    エクスポート アクティビティがドキュメント処理の最後ではない場合は、完了のマークをクリアして、ドキュメントを完了済みとマークしないようにすることを選択できます。

    [エクスポート成功インジケータ]

    エクスポートが成功したか失敗したかを示すブール変数。

    [エクスポートされていないドキュメント]

    ランタイム時に処理されないドキュメントのドキュメント ID、Connector 名、エラー メッセージ、ドキュメント タイプ ID、ドキュメント タイプ名などの情報を受け取る複合変数。

    [エクスポートされたドキュメント]

    エクスポートされるドキュメントのドキュメント ID などの情報を受け取る複合変数。

  5. プロセス マップを [保存] します。
    • ランタイム時に、エクスポート アクティビティに対して指定されたドキュメントがエクスポートされます。
    • ドキュメント タイプでのプロセスに対してエクスポート コネクタが構成されていて、エラーが発生した場合でも、エクスポート アクティビティは完了します。エクスポートできなかったドキュメントの複合変数でメッセージが記録されます。
    • ドキュメント タイプでのプロセスに対してエクスポート コネクタが構成されていない場合でも、エクスポート アクティビティは完了します。エクスポート コネクタの名前を除いて、そのドキュメントの詳細が複合変数で記録されます。
    • Kofax エクスポート コネクタの INF ファイル (インストールされた場所で利用可能) で「SupportMultipleInstances」プロパティおよび「RemainLoaded」プロパティを True に設定することにより、エクスポート サービスの複数のインスタンスを有効にして、エクスポート中に読み込まれた Connector を維持できます。デフォルトでは、このファイルは次の場所にあります。C:\Program Files (x86)\Kofax\TotalAgility\ExportConnectors\bin\KEC-TotalAgility

      これらのプロパティの詳細については、Kofax Export Connector for TotalAgility のヘルプを参照してください。