機能アクセス

機能アクセス許可を持つリソースは、ユーザーの追加や削除、アクセス タイプに応じてシステム上で作業を行うためのリソースのアクセス権の変更が可能です。

機能アクセスには、次のアクセス タイプが含まれます。

アクセス タイプ 説明

[作成]

このアクセス タイプのユーザーはジョブを作成できます。

[一時停止]

このアクセス タイプのユーザーは、ジョブを一時停止できます。たとえば、スーパーバイザー リソースに一時停止アクセス許可を割り当てます。

[強制終了]

このアクセス タイプのユーザーは、ジョブを終了できます。たとえば、ジョブを作成したリソースのみに終了アクセス許可を割り当てます。

[再起動]

このアクセス タイプのユーザーはジョブを再開できます。

[ホールド]

このアクセス タイプを持つユーザーは、ジョブをホールドできます。たとえば、部下が優先度の高いタスクを処理する必要がある場合、または一定期間利用できない状況では、スーパーバイザーはジョブをホールドにする必要がある場合があります。ホールド中のジョブは、すべてのユーザーが再アクティブ化できます。

[カスタマイズ]

このアクセス タイプのユーザーは、現在のマップ上にカスタム マップを作成できます。たとえば、ジョブがまだアクティブな間に、アクティビティの追加と削除、または他のプロセスの変更が必要となる、予期しないイベントがジョブのライフサイクル中に発生する場合があります。選択されたユーザーは、現在のマップ上に新しいカスタム マップを動的に作成して、変更を含めることができます。システムによって新しいマップ バージョンが作成され、アクティブなライブ ジョブで新しいマップが自動的に使用されます。『TotalAgility Workspace のヘルプ』を参照してください。

このオプションは、プロセス マップとフラグメント マップでのみ使用でき、ケース マップでは使用できません。

リソースの「カスタマイズ」アクセス タイプを構成するには、次の手順を実行します。

  1. [タイプ] 列でアクセス タイプを選択して、 をクリックします。

  2. アクセスを割り当てるリソースを選択し、[カスタマイズ] を選択します。

  3. [OK] をクリックします。

[ジョブの詳細を表示]

このアクセス タイプのユーザーは、ジョブのプロパティを表示できます。

ジョブのプロパティを表示するには、[システム] > [システム設定] > [システム] > [全般][ジョブ アクセスの制限] が選択されていることを確認します。

[スキャン/VRS プロファイルの変更]

このアクセス タイプのユーザーは、スキャン/VRS プロファイルを変更できます。

[分割の設定を変更]

このアクセス タイプのユーザーは、分割設定の変更、リソースまたはリソース グループへのアクセス許可の割り当て、分割設定の変更を行えます。

機能アクセス タイプは、プロセス バージョンごとに保存されます。マップを前のバージョンに戻すと、アクセス設定も元に戻ります。実行時に、最新バージョンの機能アクセス設定がそのプロセスのすべてのジョブに適用されます。

機能アクセスのベスト プラクティスについては、『Kofax TotalAgility ベスト プラクティス ガイド』の機能アクセスの設定を参照してください。

  1. をクリックします。
  2. 機能アクセスを設定するリソースまたはグループの [名前] を選択します。
  3. アクセス [タイプ] を選択します。
  4. [追加] をクリックします。