カスタム サービスのプロパティ

カスタム サービスのプロパティを構成します。

カスタム サービスのプロパティは、次のタブでグループ化されています。

全般

[名前]

「ローン申請」などのカスタム サービスの一意の名前。

[説明]

「銀行にローンを申請するプロセス」などの新しいカスタム サービスの説明。

[タイプ]

デフォルトでは、プロセス タイプはカスタム サービスと表示されます。タイプを変更することはできません。

[グループ]

カスタム サービスが属するグループ。グループは、既存のグループのリストから選択できます。「カスタム サービス グループの管理」を参照してください。

[カテゴリ]

カスタム サービスを格納するカテゴリ。デフォルトでは、カスタム サービスはリソースの作業カテゴリに保存されます。グループを選択すると、カテゴリは選択したカスタム サービス グループのカテゴリに自動的に更新されます。ただし、必要に応じて、別のカテゴリを再度選択することができます。

いずれかのセレクタを展開してサーバー変数、リソース、および Web サービス レファレンスを選択すると、デフォルトでは、ユーザーの作業カテゴリの代わりにカスタム サービスのカテゴリが表示されます。

[所有者]

カスタム サービスの所有者。

キャプチャ

分類グループ

ドキュメントの分類に役立つ、カスタム サービスに関連付ける分類グループです。

詳細については、「分類グループの作成」を参照してください。

[抽出モード]

PDF からテキストを抽出するモードです。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • すべてのテキスト]: 表示テキストと非表示テキストの両方を抽出します (デフォルト)。

  • 表示テキストのみ]: 表示可能テキストのみを抽出します。

  • 自動]: 表示可能テキストのみを抽出します。結果が空の場合は、表示不可能テキストを結果に含めて抽出します。

  • すべてのテキスト レイヤーを無視]: OCR を介して PDF を抽出し、PDF テキスト レイヤーを無視します。

[単語区切り]

単語の区切りとして使用する文字です。PDF を処理する場合、これらの文字を含むテキストまたは文字列は個別の単語として扱われます。たとえば、「1234/56」は、「1234」、「/」、「56」という 3 つの別個の単語として扱われます。

デフォルトの文字は次のとおりです。「/」、「:」、「(」、「)」、「-」、「#」。

アクセス

[利用可能 (開始)] および [利用可能 (終了)]

カスタム サービスを特定の日付にアクティブ化または非アクティブ化できます。

設定されている場合、アクティブ期間が終了するとすぐにカスタム サービスは期限切れになります。それ以外の場合は、アクティブなままです。たとえば、クリスマスの割引セールを行う衣料品店などでは、クリスマス シーズンの開始時に始まってシーズンの終了時に期限切れになるカスタム サービス マップを作成することができます。

履歴、レポート、および実行

[最大ループ数]

同期ジョブまたはビジネス ルールでアクティビティを実行できる回数を定義できます (デフォルト: 1000)。

同期ジョブまたはビジネス ルールでの連続的なループは、TotalAgility サーバーで高負荷なワークロードを引き起こす可能性があります。最大ループ数は、TotalAgility サーバーのワークロードの削減に役立ちます。

カスタム サービスのプロセスでジョブが作成される場合、許容されるループ数に達するとジョブの作成は失敗します。ビジネス ルール ノードを含むプロセスでは、ビジネス ルール ノードに [同期] および [最大ループ数] プロパティが設定されているにもかかわらず、ビジネス ルール ノードを含むマップにこれらが設定されていない場合、ジョブは作成されますが、許容されるループ数に達するとジョブは一時停止されます。ループ数に達したことを示すメモがジョブに追加されます。

  • このプロパティは、ケース マップでは使用できません。

  • デフォルトでは、システム レベルで設定された最大ループ数は、すべてのプロセスで使用できます。プロセス レベルで設定されたループ数は、システム レベルで設定されたループ数よりも優先されます。

.NET アセンブリ

外部アセンブリ コンポーネントを使用できるようにカスタム サービスに関連付ける .NET アセンブリ。

.NET アセンブリを追加するには、[追加] をクリックし、アセンブリを選択して [完了] をクリックします。詳細については、「.NET アセンブリ」を参照してください。

メンテナンス アクセス

カスタム サービスのメンテナンス アクセス許可を持つリソースは、アクセス タイプに応じて、リソースの追加や削除、またはリソースのアクセス権を変更してシステムを管理することができます。

1 人のリソースまたはグループにのみメンテナンス アクセス許可を割り当てることができます。

メンテナンス アクセス許可には、次のアクセス タイプが含まれます。

オプション 説明

[フル コントロール]

このアクセス タイプのユーザーは、カスタム サービスの変更や、他のユーザーのアクセス許可の設定および変更ができます。デフォルトでは、「全員」グループにはフル コントロールがあります。

[読み取り/書き込み] このアクセス タイプのユーザーは、カスタム サービスを変更できますが、アクセス許可を変更することはできません。
[読み取り] このアクセス タイプのユーザーは、カスタム サービスの表示のみが可能で、プロセスの変更や、他のユーザーのアクセス許可の設定および変更はできません。

メンテナンス アクセス許可の構成

  1. [メンテナンス アクセス] の、をクリックします。

  2. [名前] リストで、メンテナンス アクセス許可を設定する個人またはグループを選択します。

  3. [タイプ] リストで、アクセス タイプを選択します。

  4. [追加] をクリックします。

  5. カスタム サービスを保存します。

リリース時

変更がレビューおよび承認されるまで、このプロセスの最終リリースを遅らせるために使用するカスタム サービスを設定できます。プロセスは待機状態のままになり、最終リリースは保留中になります。