CMIS

CMIS (Content Management Interoperability Services) は、ECM システム間の相互運用性について定めた規格です。既存のコンテンツ管理システムおよび関連するプログラマティック インターフェイス上のレイヤーとして設計されています。CMIS では、コンテンツ管理システムの汎用機能一式、およびこうした機能を使用するサービス一式が定義されています。

組織に導入されているエンタープライズ コンテンツ管理 (ECM) システムは、それぞれの要件や予算によって異なります。また、ECM の設計やアーキテクチャ、規格、他システムとの連携方法もそれぞれに独自のものとなっています。したがって、共通インターフェイスにより各種 ECM と連携可能な単一のツールを構築することは、往々にして困難です。

TotalAgility の CMIS 結合機能を使用すれば、CMIS 規格に準拠しているあらゆるサードパーティ製ドキュメント管理製品 (SharePoint など) と結合が可能です。これにより、TotalAgility 内から共通インターフェイスを使用して、複数の CMIS 準拠システムの構成や各種ドキュメント管理製品の管理を行えます。

また、ドメインをまたいで TotalAgility と CMIS 準拠サイトを連携させるには、SSL の構成が必須です。

TotalAgility には、さまざまな CMIS 結合ノードが用意されています。これらのノードを使用すると、次のことが可能です。

  • CMIS 準拠サイトにドキュメントを追加 (アップロード) する

  • CMIS 準拠サイト上のドキュメントのプロパティを更新する

  • CMIS 準拠サイトからドキュメントのコピーを取得する/ドキュメントをチェック アウトする

  • CMIS 準拠サイト上のドキュメントを検索する

  • CMIS 準拠サイトのドキュメントのチェック アウトをキャンセルする

  • CMIS 準拠サイトにドキュメントをチェックインする

  • CMIS 準拠サイト上にフォルダを作成する

」を参照してください。