検索プロパティ

検索の許可または制限、必要なジョブを検索するためのジョブ リスト コントロールの検索基準の定義、クエリ編集の許可を行えます。

ジョブ/ケースの検索を許可

ランタイムにジョブまたはケースの検索を許可します。

ランタイムのジョブの検索を制限する場合、たとえば、クエリを使用してコントロールに入力するときに、編集オプションを有効にしないでジョブ検索を制限するには、[ジョブ/ケースの検索を許可] をオフにします。ジョブまたはケースの検索関連オプションは、ランタイムには表示されません。ただし、TotalAgility のアップグレード時、これらのオプションは、下位互換性を維持するためにデフォルトで表示されます。

クエリ編集を許可

実行時のクエリの編集を許可または制限します。

TotalAgility 7.8.0 以降にアップグレードした場合、[クエリを表示] のデフォルト オプションは次のとおりです。

  • [クエリ編集を許可]: (選択済み)

  • クエリ選択を許可: (選択済み)

クエリをツリーとして表示

  • [クエリ編集を許可]: (クリア)

  • クエリ選択を許可: (選択済み)

クエリをドロップダウンとして表示

クエリ選択を許可

ランタイムにクエリの選択を許可するか、選択した定義済みクエリに基づいてジョブ リストを表示します。または、設計時に検索条件を定義します。

ランタイムにクエリ選択を許可

実行時にクエリを表示するには、[クエリ選択を許可] を選択します (デフォルト: 選択済み)。次のオプションが表示されます。

  • [クエリを表示]: 表示するクエリのビューを選択します。クエリは、[ツリー] ビューまたは [ドロップダウン] ビューで表示できます。(デフォルト: ツリー)

    TotalAgility 7.8.0 にアップグレードした場合、デフォルトでは、[ドロップダウン] が選択されています。
  • [クエリ リストを展開する]: 実行時にクエリ リストが展開された状態で表示されます。

    [クエリ リストを展開する] オプションは、クエリがツリー ビューに表示されている場合にのみ使用できます。

  • [クエリ タイプ]: 表示するクエリの種類を選択します。

    • [すべて]: プライベート クエリと共有クエリを表示できます。

    • [プライベート]: プライベート クエリのみを表示できます。

    • [共有]: 共有クエリのみを表示できます。

設計時に定義済みクエリを選択する

  1. [クエリ選択を許可] をオフにします。
  2. [初期化の方法][クエリ] を選択します。
  3. この項目は任意です。[クエリ] リストで、初期ジョブ リストの読み込みに使用するクエリを選択します。

    クエリを設定せずに実行時にフォームをロードした場合、ジョブ リスト コントロールは表示されますが項目はリストされません。クエリを動的に設定すると、実行時にコントロールが表示され、アクションの実行時にクエリが適用されて、クエリ結果から返された項目が表示されます。

カスタムの検索基準を指定する

初期ジョブ リストの読み込みに使用する検索条件を定義するには、以下の手順を実行します。

  1. [クエリ選択を許可] をオフにします。
  2. [初期化の方法][カスタム検索] を選択します。
    カスタム検索を使用した場合、実行時にクエリを編集すると、[保存] および [名前を付けて保存] オプションが有効になりません。

    次の表に、カスタム検索で使用できる条件を示します。

    ジョブ リスト フィールド 説明

    [クエリ合計を返す]

    これを選択すると、クエリに一致する項目の総数を表示できます。

    クエリで指定された取得制限に関係なく、実行時に項目の合計数が表示されます。(デフォルト: クリア)

    このオプションを選択すると、パフォーマンス上のオーバーヘッドが発生します。

    [ジョブ ID]

    ケース ジョブの ID を示します。

    ジョブ リスト コントロールの初期検索に選択できるのは、グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールのみです。

    [ケース参照]

    ジョブの作成元となったケース参照を示します。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。

    [開始日]

    ジョブが開始した日付を示します。

    [完了日]

    ジョブが完了した日付を示します。

    [期限]

    ジョブの期限を示します。

    • 任意の日付 (すべて)、特定の日付以降、2 つの日付の間、今日、今週、今月、今年を対象にして、作成日、完了日、および期限をフィルタリングできます。

    • 日付オプションが以降またはの場合、次の形式で@Todayまたは今日から特定の日数になるように値を指定できます。

      @Today +/- NUM<@Today - 7> など

    [作成者]

    ジョブを作成するリソースを示します。

    [ジョブ所有者]

    ジョブ所有者であるリソースを示します。

    [ステータス]

    ジョブのステータスを示します。次のジョブ ステータスを使用できます。

    • [アクティブ]: 現在アクティブな状態のジョブで、積極的に進められているか、進行の状態にあることを示します。
    • [活性状態と終了済み]: 現在活性状態または終了した状態のジョブを示します。
    • [終了済み]: 完了した、または強制終了されたジョブを示します。
    • [活性状態]: 完了していない、強制終了されていない、完了を待機中、または強制終了を待機中のジョブを示します。
    • [完了済み]: 設計通りにライフ サイクルを完了したジョブを示します。
    • [評価準備完了]: 次の処理の再評価プロセスが行われているジョブを示します。
    • [保留中]: 完了したが、取得済みアクティビティがあるジョブを示します。
    • [一時停止]: 一時停止されているが、手動で再アクティブ化して再度実行できるジョブを示します。
    • [強制終了済み]: ライフ サイクルを完了する前に処理が停止されたジョブを示します。
    • [ホールド]: すべてのイベント処理を遅らせるために、一定の期間保留されたジョブを示します。ジョブが保留されると、例外、通過ポイントおよびトリガーが影響を受けます。保留期間が経過すると、ジョブはアクティブな状態に移行し、ジョブ アクティビティは保留中になります。
    • [関連ジョブの完了待ち]: 完了しているが、アクティブな関連ジョブがあるケースを示します。
    • [関連ケースの完了待ち]: 完了しているが、ケースの完了を待機している関連ジョブを示します。
    • [関連ジョブの完了待ちを強制終了]: 関連ジョブの完了を待機している強制終了済みケースを示します。
    • [関連ケースの完了待ちを強制終了]: 強制終了されているが、ケースの完了を待機している関連ジョブを示します。
    • [評価に失敗しました]: 評価に失敗したジョブを示します。

    [カテゴリ]

    ジョブが所属するカテゴリを示します。

    [サブカテゴリで検索]

    サブカテゴリ内の検索を許可します。

    [プロセス]

    ジョブが作成されたプロセスを示します。

    [プロセス バージョン]

    プロセスのバージョンを示します。

    [ジョブ タイプ]

    ジョブのタイプを示します。利用可能なオプションは次のとおりです。すべて、ジョブ、ケース、関連ジョブ、ビジネス ルール。

    [優先度]

    ジョブの優先度を示します。1 が最高で 100 が最低です。

    [ジョブの状態]

    プロセスと関連付けられた状態の名前を示します。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。

    [取得制限]

    特定の時点で、サーバーから取得される最新アクティビティの数を示します。

    [作業タイプ]

    作業タイプを選択します。

    [メタデータ フィールド]

    作業タイプと対応するフィールドを選択することで、フィルタ条件を作成できます。「メタデータの作成」を参照してください。

    [スコア]

    ジョブのスコアを示します。

    [ジョブ SLA]

    ジョブの現在のステータスを示します。ジョブの SLA (緑、オレンジ、赤) ステータスは作業キュー上のジョブ ステータスを視覚的に表し、ジョブが設定された制限時間 (目標期間) 内にあるかあるいは超過しているかを示します。

    [一時停止の理由]

    ジョブが一時停止した理由を示します。グローバル変数、フォーム変数、またはフォーム コントロールを選択するか、静的な値を使用します。