プロセス分割マップ

ドキュメントを複数のフォルダに分割するには、プロセス分割マップを使用します。プロセス分割マップは、ルート フォルダを分割し、2 つのドキュメントごとに新しいフォルダを作成します。たとえば、ルート フォルダに 10 個のドキュメントが格納されている場合、プロセス分割マップは、それぞれ 2 つのドキュメントを含む 5 つのフォルダを作成します。

このマップは TotalAgility オンプレミスでのみ利用できます。Azure 環境の TotalAgility では利用できません。TotalAgility インストール フォルダからこのマップをインポートできます。インポート時に、このマップは (ユーザーの) 作業カテゴリに保存されます。たとえば、作業カテゴリが管理者の場合、プロセス分割マップは TotalAgility の管理者カテゴリに保存されます。


プロセス分割マップ

プロセス分割マップで利用可能なアクティビティとノードについては、次の表を参照してください。

アクティビティまたはノード 説明
ドキュメント リストの取得

フォルダ内で識別されたドキュメントのリストを取得します。ドキュメントが利用可能な場合は、ドキュメントのループ アクティビティに進みます。

ドキュメントのループ

ドキュメント リスト内の各ドキュメントに反復処理を行い、次に利用可能なドキュメントを選択して、行検出決定に進みます。

行の検出

処理するドキュメントがあるかどうかを判別します。

処理するドキュメントがない場合、プロセスは停止します。処理するドキュメントがある場合は、次の手順の新しいフォルダの必要性決定に進みます。

新しいフォルダの必要性決定

新しいフォルダが必要かどうかを判別します。

新しいフォルダが必要な場合は、フォルダの作成アクティビティに進みます。新しいフォルダが不要な場合は、ドキュメントの移動アクティビティに進みます。

フォルダの作成

フォルダを作成してから、ドキュメントの移動アクティビティに進みます。

ドキュメントの移動

指定したドキュメントをフォルダに移動し、フォルダ フル状態決定ノードに進みます。

フォルダ フル状態決定

フォルダ内のドキュメント数を判別します。

  • ドキュメントが 1 つしかない場合は、合計のリセット アクティビティに進みます。

  • ドキュメントが 2 つある場合は、合計の増分アクティビティに進みます。

合計のリセット

フォルダ内に 2 つのドキュメントがある場合は、ドキュメント数をゼロにリセットします。

処理するドキュメントが他にもある場合は、ドキュメントのループ アクティビティを実行します。

合計の増分

フォルダ内のドキュメント数の値を 1 増やします。処理するドキュメントが他にもある場合は、ドキュメントのループ アクティビティを実行します。