プライマリ サーバーのしきい値の設定

TotalAgility は、プライマリ ライセンス サーバーの詳細を表示します (インストールされている場合)。ボリュームが不足する前に対応を図ることできるように、プライマリ サーバーのしきい値を設定できます。

ライセンス サーバーと統計」を参照してください。

プライマリ サーバー ライセンスのしきい値を設定するオプションは、オンプレミス マルチテナントおよび Azure 環境で実行されている TotalAgility では使用できません。

  1. [システム] > [システム設定] > [ライセンス サーバーと統計] > [プライマリ サーバーの統計] に移動します。

    [プライマリ サーバーの統計] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. デフォルトでは、[情報] タブに次のプライマリ サーバーの統計情報が表示されます。

    • [シリアル番号]: TotalAgility をインストールするときに指定したシリアル番号です。

    • [システム ライセンス][ステーション ライセンス][ボリューム ライセンス]: ライセンス名、利用可能なライセンス、ライセンスの有効期限などの詳細です。

  3. 特定の数のプライマリ ライセンスが選択された場合にアラートを受信するには、[しきい値] タブをクリックし、次の操作を行います。
    1. ライセンス タイプのチェック ボックスを選択します。(デフォルト: クリア。これは、アラートが送信されないことを意味します)

      利用可能なライセンス タイプは次のとおりです。

      • [同時フル ユーザー] (デフォルト: 100)

      • [同時フル ユーザー - 予約] (デフォルト: 100)

      • [描写中ページ数] (デフォルト: 10000)

      • [描写中ページ数 - 予約] (デフォルト: 10000)

      • [Transformation ページ数] (デフォルト: 10000)

      • [Transformation ページ数 - 予約] (デフォルト: 10000)

    2. ライセンスのしきい値を入力または増やします。たとえば、1000 個のライセンスのうち 900 個のライセンスが使用された場合にアラートを受信するには、しきい値を 900 に設定します。
  4. [保存] をクリックします。

    システム監視タスクを実行すると、システムは各ライセンス タイプの現在の使用状況がチェックされます。

    設定を有効にするには、Kofax TotalAgility サービスを再起動します。

その他の情報

現在の使用量が、設定されたしきい値のいずれかを超過すると、ライセンス ボリュームのしきい値アラートが発生し、構成されたプロセス マップに新しいジョブが作成されます。「例外マップと初期値パラメータ」を参照してください。

ライセンス タイプがしきい値を超過すると、システムは自動的に予約ライセンスの使用を開始します。ユーザーが予約ユーザー ライセンスでログオンすると、予約ライセンスが使用中であるというメッセージが表示されます。ライセンスが不足になった場合、ライセンスが利用できないことをユーザーに通知するメッセージが表示され、ユーザーはログオンできなくなります。

予約ライセンスは、オンプレミス環境でのみ利用可能です。

スキャン アクティビティを開いた後にボリューム ライセンスがなくなった場合でも、ジョブを作成し、アクティビティを完了して、スキャンしたページを保存できます。これは、ライセンスのボリュームが 1 ページ分しか残っていない状態で複数のページをスキャンした場合、または、アクティビティを入力して別のユーザーがアクティビティを完了した後に、使用可能なボリュームがゼロになった場合に発生します。

次のようなシナリオでアラートを送信できます。

  • 1 回限りの使用と年次の循環変換ボリュームの合計が、「Transformation ページ数」で定義されたしきい値に達した場合。

  • 1 回限りの使用と年次の循環イメージング ボリュームの合計が、「描写中ページ数」で定義されたしきい値に達した場合。

  • 1 回限りの使用と年次の循環予約変換ボリュームの合計が、「Transformation ページ数 - 予約」で定義されたしきい値に達した場合。

  • 1 回限りの使用と年次の循環予約イメージング ボリュームの合計が、「描写中ページ数 - 予約」で定義されたしきい値に達した場合。