セッション ID の変更

TotalAgility のシステム セッション ID および制限付きシステム セッション ID を変更できます。

システム セッション ID の変更

セキュリティ違反がある場合、セッション ID を再生成するか、この値を設定することができます。たとえば、あるユーザーがセッション ID を使用して承認なしでシステムにアクセスした場合にセッション ID を再生成するケースや、開発環境から運用環境に移行して両方の環境で同じセッション ID を使用する場合に値を設定するといったケースが考えられます。

  1. [システム] > [システム設定] > [ログオンおよび認証] > [ユーザー セッション] に移動します。
    [ユーザー セッション] ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. [システム セッション ID] に対して、次のいずれかを実行します。
    • セッション ID 値を設定するには、フィールドに値を入力するか値を貼り付けます。この値は GUID である必要があります。

    • セッション ID を再生成するには、フィールドの横にある [生成] をクリックしてから、[OK] をクリックして確認します。

  3. [保存] をクリックします。
  4. セッション ID の変更は、次の TotalAgility 構成ファイルに影響します。エクスポート サービス、エクスポート コネクタ、および Core Worker サービス。
    新しいセッション ID の生成後、アプリケーションの設定値を次の構成ファイルの <appSettings> セクションで、新しく生成されたセッション ID を使用して手動で更新する必要があります。
    • ...\\[インストール フォルダ]\Kofax\TotalAgility\CoreWorkerService\Agility.Server.Core.ExportService.exe.config

      <add key="SystemSessionId" value="="
      <replace with the regenerated session id>"/>

    • ...\\[インストール フォルダ]\Kofax\TotalAgility\ExportConnectors\bin\RegAscSc.exe.config

      <add key="DefaultSessionId" value="
      <replace with the regenerated session id>"/>

    • ...\\[インストール フォルダ]\Kofax\TotalAgility\CoreWorkerService\Agility.Server.Core.WorkerService.exe.config

      <add key="SystemSessionId" value="="
      <replace with the regenerated session id>"/>

重要 セッション ID の変更を有効にするには、TotalAgility IIS アプリケーション プール、TotalAgility Core Worker Service、TotalAgility Streaming Service、および Kofax Transformation Server Service を再起動します。Azure 環境では、この変更は自動的に行われます。

制限ユーザー セッション ID の変更

制限ユーザー セッション ID は必須フィールドで、編集可能です。

  1. [システム] > [システム設定] > [ログオンおよび認証] > [ユーザー セッション] に移動します。
    [ユーザー セッション] ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. [制限ユーザー セッション ID] フィールドの横にある [生成] をクリックします。
  3. プロンプトで、[OK] をクリックして確認します。
  4. [保存] をクリックします。