フォルダ変数の作成

複数のドキュメント タイプが必要な場合は、フォルダ変数を使用します。たとえば、申請を処理するために複数のドキュメント タイプが必要な銀行申請などが該当します。

フォルダ変数を使用すると、複数のドキュメントがリポジトリ (通常はさまざまなタイプ) に追加されます。

TotalAgility プロセスまたはビジネス ルール内でフォルダ インスタンスを使用するには、フォルダ変数を使用します。

フォルダ変数を使用するプロセス内でジョブを作成すると、このフォルダのランタイム インスタンス ID がフォルダ変数に保存されます。

フォルダ変数は、プロセス初期値変数、またはアクティビティ入力変数や出力変数として使用できます。フォルダ フィールドをアクティビティの入出力パラメータとして、直接使用することもできます。

変数にドリルダウンして、各フィールドとプロパティのデータ タイプを確認できます。データ タイプを表示できるようにすると、正しいフィールドまたはプロパティを簡単にマップできるようになります。

  1. 変数を作成するプロセス マップを開きます。
  2. プロセス モデリング バーで、[変数] をクリックし、[新規] をクリックします。

    [新しい変数] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 変数の一意の [名前] を入力します。
    デフォルトでは、変数の名前は変数の ID になります。ただし、必要に応じて ID を変更できます。
  4. [タイプ] リストで、[フォルダ] を選択します。(デフォルト: 文字列)
  5. この項目は任意です。プロセス初期化のために変数を使用するには、[初期化] を選択します。
    重要 スキャン対応プロセス マップの場合、値としてルート フォルダがある場合にのみ、プロセス初期化の変数を設定できます。ただし、通常のプロセス マップの場合、変数値はルート フォルダまたはサブフォルダにすることができます。
  6. [値] リストで、フォルダ タイプを選択します。

    これは、フォルダ タイプへの参照が含まれる XML ドキュメントです。たとえば、「顧客の請求書」フォルダ タイプ変数には、「請求書」フォルダ タイプを含めることができます。実行時に、実際のフォルダのインスタンス ID が含まれます。

    フォルダ変数の使用の詳細については、「ドキュメント変数またはフォルダ変数の使用」を参照してください。

  7. [OK] をクリックします。
  8. [保存] をクリックします。