フォルダ変数の作成
複数のドキュメント タイプが必要な場合は、フォルダ変数を使用します。たとえば、申請を処理するために複数のドキュメント タイプが必要な銀行申請などが該当します。
フォルダ変数を使用すると、複数のドキュメントがリポジトリ (通常はさまざまなタイプ) に追加されます。
TotalAgility プロセスまたはビジネス ルール内でフォルダ インスタンスを使用するには、フォルダ変数を使用します。
フォルダ変数を使用するプロセス内でジョブを作成すると、このフォルダのランタイム インスタンス ID がフォルダ変数に保存されます。
フォルダ変数は、プロセス初期値変数、またはアクティビティ入力変数や出力変数として使用できます。フォルダ フィールドをアクティビティの入出力パラメータとして、直接使用することもできます。
変数にドリルダウンして、各フィールドとプロパティのデータ タイプを確認できます。データ タイプを表示できるようにすると、正しいフィールドまたはプロパティを簡単にマップできるようになります。
- 変数を作成するプロセス マップを開きます。
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プロセス モデリング バーで、[変数] をクリックし、[新規] をクリックします。
[新しい変数] ダイアログ ボックスが表示されます。
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変数の一意の [名前] を入力します。
デフォルトでは、変数の名前は変数の ID になります。ただし、必要に応じて ID を変更できます。
- [タイプ] リストで、[フォルダ] を選択します。(デフォルト: 文字列)
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この項目は任意です。プロセス初期化のために変数を使用するには、[初期化] を選択します。
スキャン対応プロセス マップの場合、値としてルート フォルダがある場合にのみ、プロセス初期化の変数を設定できます。ただし、通常のプロセス マップの場合、変数値はルート フォルダまたはサブフォルダにすることができます。
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[値] リストで、フォルダ タイプを選択します。
これは、フォルダ タイプへの参照が含まれる XML ドキュメントです。たとえば、「顧客の請求書」フォルダ タイプ変数には、「請求書」フォルダ タイプを含めることができます。実行時に、実際のフォルダのインスタンス ID が含まれます。
フォルダ変数の使用の詳細については、「ドキュメント変数またはフォルダ変数の使用」を参照してください。
- [OK] をクリックします。
- [保存] をクリックします。