分岐ルール

分岐ルールは、複雑なビジネス ロジックをモデル化する際に役立ちます。分岐ルールは、多数の決定ノードを使用するよりもシンプルで、整然としています。決定とは異なり、相互排他的なパスの最大数は 2 に制限されていません。

  • 決定を使用して、排他的選択の決定パターン (2 つの代替パスのうちの 1 つだけがプロセスを続行するために必要となるパターン) をモデル化します。

  • 分岐ルールを使用して、複数選択の決定パターン (フローが 2 つ以上の代替パスに分割されるパターン) をモデル化します。

分岐ルールには、以下を含める必要があります。

  • 出力先ノードが保留中またはアクティブになる前に満たす必要がある各パス (出力先ノード) の条件 (ビジネス ルール)。どの出力先ノードがアクティブになるかは、出力先ノードについて設定されたビジネス ルールによって決まります。各ビジネス ルールが True と評価された場合、ターゲット出力先ノードのいずれかがアクティブになる可能性があります。また、2 つ以上の結果が有効になる場合があります。

  • どの条件も満たされない場合、実行時に実行されるデフォルトのノード。このノードは、プロセス フローが停止するのを防ぎます。

    出力パスに関するビジネス ルールを指定しない場合は、すべてのパスが通常どおり実行されます。

分岐は、OR (包括的) または XOR (排他的) のいずれかです。

  • OR 分岐: 1 つ以上、またはすべての出力パスを使用できます。パスは条件によって決まります。どの条件も満たされない場合は、デフォルトのパスが使用されます。

  • XOR 分岐: 1 つのパスのみを使用できるため、フローが制限されます。複数の True パスが存在する場合、最初のパスはアクティビティ名のアルファベット順に基づいて使用されます。True パスが決定されない場合は、デフォルトのパスが使用されます。複数のパスの条件が満たされている場合は、最初に見つかったパスがアクティブになり、それ以外のパスは無視されます。XOR はすべてのプロセス マップに適用できます。

分岐ルールの構成」を参照してください。