テーブル列へのドロップダウン リストの追加

ドロップダウン リストを使用して、複数の行があるテーブルの行のコンテンツを変更します。

通常のフォームおよびキャプチャ フォームに対して、テーブル列のドロップダウン リストを追加できます。

動的データ、ルックアップ、または静的な値を使用して、ドロップダウン リストにデータを入力できます。「クリック時」、「テキストの変更時」などのイベントに対するアクション (.NET メソッド、Web サービス、DB クエリなど) を構成することで、ドロップダウン リストにデータを入力することもできます。

キャプチャ フォームの場合、実行時にターゲット テーブル列のすべての行が更新され、新しい選択リストが使用されます。そのテーブル列の既存の値はすべて元のままになります。テーブル列の選択リストを更新する際に、既存の値 (ある場合) を無効にする場合は、ビジネス検証ルールを使用する必要があります。

次の例は、デジタル カメラ製品のリストを示しています。各デジタル カメラには、複数の無料のアドオンが関連付けられています。ユーザーは、カメラを選択した後に、関連するドロップダウン リストから無料のアドオンを選択できます。

ドロップダウン リストを使用するには、事前定義されたデータベース、.NET メソッド、または Web サービス呼び出しに情報を保存します。

たとえば、スタッフ

の場所の詳細テーブルを作成する場合は、各スタッフ メンバーの場所の詳細を入力します。オフィスの場所の詳細は、データベースの場所テーブルに表示されます。スタッフの場所の詳細テーブルの場所列を、データベースの場所テーブルにマップします。

実行時に、スタッフの場所の詳細テーブルに行を追加して場所を入力すると、場所テーブルのコンテンツがドロップダウン リストに入力されます。その後、特定のスタッフの場所を選択できます。

たとえば、Bryan Walsh がロンドン オフィスで働いている場合、場所リストからロンドンを選択します。



  1. テーブルへの列の追加
  2. [データ タイプ] リストで、[文字列] を選択します。
  3. [タイプ] リストで、[ドロップダウン] を選択します。
  4. [表示モード] リストで、[テキスト] または [値とテキスト] を選択します。
    値とテキストの場合、別途 [テキスト幅の %][値の幅 %] を指定します。
  5. [データ ソース] リストで、次のオプションのいずれかを選択します。
    • [動的]: テーブル列のドロップダウン リストで動的データを使用するには、.NET メソッド、Web サービス、または DB クエリ アクションを作成または選択します。

      重要 使用されるアクションは、配列型パラメータを返す必要があります。テーブルを戻り配列パラメータに割り当てます。必要な配列の列で、[テーブル名.テーブル列.テキスト] と [テーブル名.テーブル列.値] プロパティを選択します。

    • [ルックアップ]: 定義済みのルックアップを使用するには、[ルックアップ] をクリックして、使用するルックアップを選択します。ルックアップの管理を参照してください。

    • [固定]: 静的な値を使用するには、次の手順を実行します。

      1. をクリックします。

      2. ランタイムにドロップダウン リストに表示される [名前][値] を入力します。たとえば、選択してくださいなどと入力します。

      3. [追加] をクリックします。

        項目がリストに追加されます。必要な数の項目を作成します。

      4. 項目をデフォルトにするには、項目のリストで、項目に [デフォルト] を選択します。この項目は、ランタイムにデフォルトでフィールドに入力されます。たとえば、敬称リストの場合、Mr.、Mrs.、Miss などの固定項目を追加し、デフォルトとして Mrs. を選択します。

      5. リストを並べ替えるには、 を使用します。デフォルトでは、ドロップダウン リストの項目は定義された順序で表示されます。

    選択したタイプのキャプチャ テーブル セルのドロップダウン リストを動的に入力できます。ただし、7.6.0 より前のフォームでは、動的データ ソースが設定されている場合でも、静的データ ソースに設定されたデフォルト値が適用されます。データを動的に入力するには、フォームを再生成する必要があります。
  6. [保存] をクリックします。