グループのキャプチャ
TotalAgility は、ドキュメント データをメモリで保存および処理することにより、応答時間を短縮して、パフォーマンスを向上させる同期分類および抽出機能を提供します。ユーザーは、分類および抽出後にこのデータをドキュメント リポジトリに保持することもできます。
TotalAgility は、リアルタイム変換をサポートし、次のようにパフォーマンスを最適化します。
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保留中のキャプチャ アクティビティをポーリングせず、同期処理にのみ使用される Transformation Server での構成モードのサポート。
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Transformation Server による特定の変換プロジェクトのプリロードの許可。
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フォルダおよびドキュメント構造の検証ルールのバイパス。
リアルタイム変換を使用するには、TotalAgility のインストール中にリアル タイム Transformation サービス モードを選択する必要があります。
TotalAgility Designer で、特定の変換プロジェクトをプリロードします。
「グループのキャプチャの構成」を参照してください。
リアル タイム Transformation サービスは、次の 2 つの TotalAgility SDK API によってサポートされています。CreateJobSyncWithDocuments および CreateJobSyncWithDocument。これらの API の詳細については、SDK のドキュメントを参照してください。
TotalAgility の使用時にリアルタイム変換を実行するには、次のことを行う必要があります。
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処理のための専用の WebApplication サーバー セットを個別にセットアップします。これらのサーバーはリアルタイム変換にのみ使用され、次の図に示すように既存の TotalAgility 展開データベースを指します。
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専用の同期処理 TotalAgility WebApplication サーバーに要求をルーティングするには、別のロード バランサーをインストールします。
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リアルタイム変換の同期処理に使用されるそれぞれの TotalAgility アプリケーション サーバーに Transformation Server インスタンスをインストールします。
CreateJobSyncWithDocuments に対するすべてのリクエストは、TotalAgility アプリケーション サーバー (localhost) に存在する Transformation Server を呼び出します。 - この項目は任意です。Transformation Server のデフォルトのポートを変更するには、次の手順を実行します。
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Transformation Server アプリの構成ファイルでサービスのポートを次のように構成します。
<add baseAddress="net.tcp://localhost:9001/TransformationServerExternalService"/>
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TotalAgility Web サーバーの Web.config で次のように同じポートを指定します。
<add key="TSExternalServicePortForSyncProcessing" value="9001"/>
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