キャプチャ コントロール

TotalAgility には、次のようなキャプチャ コントロールが用意されています。

  • テキスト フィールド

  • チェック ボックス

  • コンボ ボックス

  • テーブル

デザイン ビューでキャプチャ フォームを開き、これらのコントロールを構成できます。

キャプチャ コントロールのプロパティ

次のキャプチャ コントロールには、コントロールの他の一般的なプロパティに加え、一部の特定のプロパティがあります。

読み取り専用プロパティは、確認フォームおよびドキュメント レビュー フォームでは使用できません。

キャプチャ テキスト フィールド
[改行を保持]

フィールドにデータが入力された場合に改行が保持されるように、なげなわ処理時の複数行フィールドの改行の保持を許可します。

このプロパティは、複数行オプションが選択されている場合にのみ使用できます。

[オートコンプリート]

選択すると、フィールドが自動的に入力されます。

[大文字小文字を区別しない]

選択した場合、フィールドに大文字と小文字の文字を入力できます。デフォルトでは、テキスト フィールドでは大文字と小文字が区別されます。

[フィールド名]

実行時に表示する、意味を持ったフィールド名。たとえば、Field1ではなく顧客名を使用するといったことが考えられます。

キャプチャ コンボ ボックス
[動作]

実行時のコンボ ボックスの値をカスタムの値にするか、事前定義リストから取得するかを指定します。

  • [フリー コンテンツ]: コンボ ボックスに値を入力できます。
  • [制限されたコンテンツ]: 使用可能なリストから値を選択します。

キャプチャ コンボ ボックスの場合、ドキュメント タイプまたはフォルダ タイプのフォームのロード時にオプション リストが入力されている場合、コンボ ボックスで値の代わりにテキストが表示されるようにこの値を再度適用する必要があります。
[フィールド名]

実行時に表示する、意味を持ったフィールド名。

キャプチャ テーブル (列)
[複数行]

選択すると、顧客の住所など、複数の行になる可能性のあるテキストを処理できるようになります。

[改行を保持]

フィールドにデータが入力された場合に改行が保持されるように、なげなわ処理時の複数行フィールドの改行の保持を許可します。

このオプションは、複数行オプションが選択されている場合にのみ使用できます。

[動作]

テーブルの動作。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • [フリー コンテンツ]: 実行時にユーザーによるテーブルへの値の入力を許可します。
  • [制限されたコンテンツ]: 実行時にユーザーによる利用可能なリストからの値の選択を許可します。

[表示モード]

実行時にテーブルにテキストを表示するモード。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • [テキスト]: テキストのみを表示します。
  • [値とテキスト]: テキストと値を表示します。

[ダイナミック データ ソース]

列の選択タイプの動的データ ソース。

動的データ ソースが割り当てられた場合、抽出グループで定義された静的データまたはルックアップよりも優先されます。

動的データ ソースに使用できるフォーム アクション タイプは次のとおりです。

  • .NET メソッド

  • Web サービス

  • DB クエリ

  • キャプチャ テーブル コントロールは、フォルダおよびドキュメントの確認フォームに表示されません。
  • キャプチャ テーブル コントロールのフィールドが非表示または読み取り専用として設定されている場合、システム上でユーザーによる検証アクティビティの完了ができなくなることがあります。これは、ユーザーがテーブルに行を追加すると、その行のすべてのセルが無効とマークされるためです (非表示または読み取り専用のセルを含む)。その結果、テーブル内のすべての表示セルでテーブルが有効としてマークされないため、ユーザーは検証アクティビティを完了できなくなります。
  • あるユーザーのフィールドを非表示にして別のユーザーには表示するといった場合は、非表示フィールドを「常に有効」として定義するか (「ドキュメント フィールドの検証の構成」を参照)、「テーブル行の追加」イベント中に実行される検証ルールを定義する非表示および読み取り専用のセルに対して有効なフラグを「true」に設定します (「ドキュメント フィールドのフィールド検証の追加」を参照)。
  • ドキュメント フォームのキャプチャ フィールドには、ミニビューアの追加できます。