Kofax の XML 形式

TotalAgility の各種フィールドに XML ファイルのドキュメント フィールドやフォルダ フィールドを入力するには、TotalAgility のドキュメント タイプまたはフォルダ タイプを適切に設定する必要があります。ターゲット ドキュメントのタイプが判明すると、TotalAgility で、ドキュメント タイプまたはフォルダ タイプで定義されているフィールドの一覧を取得し、値を入力できるようになります。次の表に、XML フィールドの値と TotalAgility フィールドとの対応関係を示します。

XML TotalAgility
バッチ クラス名 プロセス名

XML のバッチ クラス名フィールドの有無により、インポート構成の設定が上書きされます。Kofax XML でバッチ クラス名が指定されていない場合は、インポート構成で構成済みのプロセスが使用されます。

ドキュメント タグのフォーム タイプ名 分類グループとドキュメント タイプ
Kofax XML では、ドキュメントの FormTypeName 属性に分類グループとドキュメント タイプを|で区切って指定します。例: FormTypeName=”ClassGroup|DocType”。選択されるドキュメント タイプは、プロセス タイプによって決まります。Kofax XML でドキュメント タイプが指定されていない場合は、プロセス タイプのドキュメント タイプが選択されます。
フォルダ タグのフォルダ クラス名 フォルダ タイプ
テーブル フィールドの値 ドキュメント テーブルの列
テーブル テーブル フィールド
ドキュメント フィールドの値 ドキュメント フィールド
フォルダ フィールドの値 フォルダ フィールド
バッチ フィールドの値 プロセス変数
バッチ合計 プロセス変数
[Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ページ] オプションが選択されている場合 各ページ タグがページに変換されます。

RelativeImageFilePath

XML ファイルで参照されている外部ファイルのインポート用パス。ファイルのインポート動作は、このフィールドに指定されているパスによって異なります。

  • 絶対パス: 指定したパスからファイルがインポートされます。
  • 空白: XML ファイルの場所にあるファイルがインポートされます。
  • 相対パス: XML ファイルの場所が基準パスとして使用されます。

電子文書タイプのドキュメント ドキュメントに変換されます。
[Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ドキュメント] オプションが選択されている場合 各ページ タグがドキュメントに変換されます。
フォルダ初期値変数の各 XML ドキュメント タグ ドキュメントに変換されます。

  • [Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ドキュメント] オプションが選択されている場合、XML ページ タグごとに 1 つのTotalAgility ドキュメントを含む TotalAgility フォルダが作成されます。フォルダは、TotalAgility ジョブ内に配置されます。
  • [Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ページ] オプションが選択されている場合、TotalAgility フォルダが作成されます。XML ドキュメントごとに、すべての XML ページ タグがページに変換された TotalAgility ドキュメントが 1 つ作成されます。フォルダは、TotalAgility ジョブ内に配置されます。
  • XML フォルダごとに TotalAgility ジョブが 1 つ作成されます。

ドキュメント初期値変数の各 XML ドキュメント ジョブに変換されます。

  • [Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ドキュメント] オプションが選択されている場合、XML ページ タグごとに、TotalAgility ドキュメントを 1 つ含むジョブが作成されます。
  • [Kofax XML ページ タグ処理レベル] フィールドで [ページ] オプションが選択されている場合、XML ドキュメントごとに、すべての XML ページ タグがページに変換されたドキュメントを含むジョブが作成されます。
  • XML フォルダは無視され、このフォルダ内のドキュメントはフォルダを持たないドキュメントとして処理されます。

例外条件はすべて、下記のように制御されます。

  • フォーム/ドキュメント タイプが空白の XML は、未分類ドキュメントとしてインポートされます。
  • フォーム/ドキュメント タイプが無効の XML は未分類としてインポートするか、リジェクトできます。
  • XML でバッチ クラス名が指定されておらず、インポート構成でプロセスが指定されていない場合、XML ファイルはリジェクトされます。
  • TotalAgility でドキュメント フィールドまたはフォルダ フィールドが定義されていない場合、XML ファイルは、インポートしたうえで拒否済みとしてマークするか、または拒否済みとすることができます。
  • ドキュメント フィールド タイプまたはフォルダ フィールド タイプに不一致がある場合、XML ファイルはインポートしたうえで拒否済みとしてマークするか、または拒否済みとすることができます。
  • XML ファイルでフォルダ タイプを使用できない場合、XML ファイルは未分類としてインポートし拒否済みとしてマークするか、または拒否済みとすることができます。
  • インポート対象の XML ファイルで参照されているファイルが、その XML ファイルで指定されているパスに存在しない場合、XML ファイルはリジェクトされます。
  • XML ファイルでフォルダ レベルの処理用に参照されていないファイルはすべて、未分類のドキュメントとしてインポートされます。参照されていないドキュメントはすべて、最後の 1 ジョブにまとめられます。
  • XML ファイルでドキュメント レベルの処理用に参照されていないファイルはすべて、それぞれのジョブの未分類ドキュメントとしてインポートされます。