Web サービス レファレンス

Web サービス レファレンスを使用すると、各 Web サービスの実装方法によらず、サードパーティ ソフトウェア アプリケーションに接続できます。たとえば、クレジット カード番号を自動的に検証する Web サービスや、運送会社から発送済みの注文に関する配送情報を取得する Web サービスと、TotalAgility を結合できます。

Web サービス レファレンスの作成時にはカスタム ヘッダーを指定できます。このヘッダーは、対応する Web サービスまたは RESTful ノードの実行時に、サード パーティ Web サービスに渡されます。カスタム ヘッダーには、「Host: localhost」のように名前と値のペアを指定します (Host が名前、localhost が値)。カスタム ヘッダーは、SOAP、SOAP WCF、RESTful の各 Web サービスすべてでサポートされています。

また、Open API 定義を持つ RESTful サービスをプロセス/ルール/カスタム サービスに使用して、メソッド/パラメータを確認し、サービスを正常に実行することもできます。OpenAPI 仕様は、REST API 用の API 記述形式です。OpenAPI の定義は JSON または YAML の形式で記述できます。YAML の方が読み取りと書き込みが簡単なため、こちらをお勧めします。OpenAPI ファイルを使用すると、以下を含む API 全体を記述できます。

  • 利用可能なエンドポイント (ユーザー)

  • 各エンドポイントに関する操作 (GET/ユーザー、POST/ユーザー)

  • 操作パラメータ (各操作の入力と出力)

TotalAgility のプロセス、フォーム、パッケージで使用するすべての Web サービス レファレンスで、既存の Web サービス プロキシとプロキシ ファイル名を再利用できます。Web サービス プロキシは、実行時に動的に作成されます。

Web 参照用のプロキシを作成できない場合にプロセス マップをインポートすると、レファレンスはインポートされますが次のメッセージが表示されます: Web サービスでプロキシ DLL を作成できませんでした。この問題を解決するには、クライアント プロキシを再生成してください。

パッケージを使用してプロセスとフォームのいずれかまたは両方をインポートするときに、新しい Web サービス レファレンスの名前が既存の Web サービス レファレンスと同じである場合、メッセージが表示されます。

こちらも参照してください。