イメージ処理を伴うまたは伴わない MFP スキャン処理

TotalAgility ではイメージ処理を伴う MFP スキャンと、イメージ処理を伴わない MFP スキャンを処理できます。TotalAgility では、次の 3 つの一般的な方法で MFP スキャンを設定できます。

  1. デバイス新規ジョブ作成フォームに、デバイスのスキャン/VRS プロファイルが割り当てられていないプロセスがある場合、TotalAgility ではスキャン設定が MFP にプッシュされ、イメージ処理が実行されません。作成されたイメージは、MFP のフロント パネルに表示されるスキャン設定と常に一致します。

  2. デバイス新規ジョブ作成フォームに、デバイスのスキャン/VRS プロファイルが割り当てられているプロセスがある場合、TotalAgility がスキャン設定を MFP にプッシュし、イメージが受信されるとただちに Transformation Server を呼び出してイメージ処理を実行します。そのため、MFP が TotalAgility に送信したイメージが MFP フロント パネルで指定された色と解像度である場合、イメージ処理ではイメージ処理設定に基づいて色と解像度を拡張できます。

  3. MFP フォーム スキャン。そのような場合にも、TotalAgility は、MFP からのイメージの受信後すぐに Transformation Server を呼び出してイメージ処理を実行します。イメージの色と解像度は、イメージ処理設定の内容に合わせて調整されます。

たとえば、解像度を 600 dpi などの MFP 向けの値に設定できますが、イメージ処理に使用されるスキャン/VRS プロファイルの DPI が 300 に設定されている場合、作成されたイメージは 300 dpi になります (eVRS によって調整されます)。

EVRS のみの設定を使用することで、イメージ処理で色深度または解像度が拡張されないようにできます。この設定により、イメージ処理で色または解像度の拡張が実行されなくなります。