予測可能モデルの管理
予測可能モデルを作成し、プロセス中にスコアを評価するタイミングを定義できます。
予測可能モデルの作成
予測可能モデルのデータと、対応する重み付けおよびスコア付けシステム (スコア ルール) を定義します。
- [プロセスのプロパティ] パネルで、[予測可能モデル] をクリックします。
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[重み付け] の をクリックします。
[新しい重み] ダイアログ ボックスが表示されます。
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次の重み付けプロパティを構成します。
[変数]
予測を定義する Age などの変数を選択します。必要な変数が使用できない場合は、[プロセスのプロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。「プロセスのプロパティの構成中にプロセス変数を作成する」を参照してください。
[演算子]
「次と等しい」などの演算子を選択します。
または、年齢が 25 歳以上 30 歳未満などの値の範囲を使用する必要がある場合は、演算子として「範囲」を選択します。
[値]
「Gender」に対して「Male」、「Age」に対して「25」など、変数の値を入力します。
[重み]
変数の重みに対して固定値を入力します。
- [追加] をクリックします。
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必要に応じて、他の変数、値、および重みを追加します。
XML 式変数に重みを追加することはできません。
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スコア付けに使用する [スコア ルール] を定義します。
- ルール エディタを右クリックし、「Gender + (Age * 2)」のような定義済み変数を選択してルールを作成します。
- [検証] をクリックします。
- 予測可能モデルがあるプロセスをドキュメント化する場合、プロセスの重み付けとスコア計算がドキュメントに含まれます。
- 予測可能モデルがあるプロセスをエクスポートまたはインポートする場合、プロセスの重み付けとスコア計算がエクスポート プロセスまたはインポート プロセスに含まれます。
プロセスで予測可能モデルのスコアを評価
スコアの評価のポイントを定義することにより、プロセスでスコアを評価するタイミングを示します。たとえば、保険販売プロセスでは、保険証券の販売に関するすべての情報が収集された後にスコアを評価します。
- 予測可能モデルのスコアを評価するアクティビティを選択します。
- アクティビティのプロパティ パネルで、[詳細] タブをクリックします。
- アクティビティが利用可能になるか、完了したときに予測可能モデルのスコアを評価するには、[スコアの評価] を選択します。
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マップをリリースします。
プロセスをインポートおよびエクスポートすると、アクティビティのスコアもインポートおよびエクスポートされます。予測可能モデルのスコアもノードのドキュメントに含まれています。
ジョブの予測スコアへのアクセス
API を使用して、プロセス自体でジョブの予測スコアにアクセスできます。たとえば、決定のスコアを使用して、プロセスの実行パスを決定します。
- システム タイプのプロセス変数 JOB_SCORE と値を作成します。この変数は、スコア評価のスコア値を保持します。
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次の API を使用します。
- 実行時にジョブ スコアを表示するための JobService の GetJobProperties API。
- 特定のスコアに基づいて作業キューのアクティビティをフィルタリングする ActivityService.GetWorkqueue API。
- JobService で Score API を評価して、スコアを再評価します。
これらの API の詳細については、製品ドキュメント ページの API オンライン ヘルプを参照してください。