ケースの完了
実際には、いくつかの関連付けられたジョブがケースの一部として実行される場合があります。ケースが完了すると、関連付けられたジョブに影響します。ケースを構成して、ケースの完了時の関連付けられたジョブのフローを定義できます。たとえば、別のビジネス プロセスを開始して、正式な終了手順を呼び出します。
ケースの完了時に、実行している関連付けられたすべてのケース (ジョブ) を強制終了するか、実行したままにするように、ケースを構成できます。たとえば、裁判所が訴訟ケースの完了時に、訴訟のすべてのケースの原告に対して補償金を支払わなければならないと決定した場合、各原告に対して支払いの手配を開始するためにジョブを維持するように訴訟ケースを構成できます。訴訟が強制終了された場合、原告に対して支払いは行われません。
ケースが強制終了されると、そのケースに関連付けられているすべてのジョブも強制終了されます。
プロセスのケース完了を構成するには、次の手順を実行します。
- プロパティ パネルで、[全般] タブを選択します。
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[完了プロセス] リストで、プロセスを選択して、関連するジョブのフローを定義し、ケースの完了時にそれらを強制終了するか、実行したままにします。
プロセスを発生させたケース ジョブに関する情報を取得するには、最初にケース参照を作成し、次に初期値パラメータとしてジョブ ID を作成する必要があります。
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[関連ジョブ] のいずれかのオプションを選択します。
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[維持]: このケースのすべての関連ジョブを実行したままにします。このインスタンスの関連ジョブのステータスは、「ケース完了待ち」です。関連ジョブが完了する前にケースが完了すると、ケースのステータスは「完了待ち」に変わります。
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[強制終了]: このケースのすべての関連ジョブを強制終了します。関連付けられたジョブより前にケースが強制終了された場合、ケースに関連付けられたすべてのジョブも強制終了されます。関連ジョブのステータスが「強制終了済み」に変わります。
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