履歴、レポート、および実行
データの履歴、およびレポート作成と実行のプロパティを記録するようにプロセスを構成します。
履歴
- [履歴の記録]
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実行済みのアクティビティや完了したアクティビティなど、データの履歴を記録します。「終了済みジョブのアーカイブ」も参照してください。
- [無期限に保持]
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デフォルトでは、プロセスは無期限に保持されます。保持期間を定義することにより、プロセスを特定の期間保持できます。保持期間が終了すると、ジョブは自動的に削除されます。
プロセスを特定の期間保持するには、[無期限に保持] をオフにして、保持期間を年、月、日で構成します (デフォルト: 1 年、最小値: 1 日)。
削除は回復不可能なアクションです。保持ポリシーはシステム レベルで構成することもできます。
「保持ポリシーの構成」を参照してください。
レポート
レポート プロパティは、データ分析を行う場合に役立ちます。
- [分析に含める]
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Kofax Analytics for TotalAgility レポートでプロセスのジョブに関連するデータを 選択し、プロセス データを分析できるようにします。
- [レポート タグ]
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プロセスにレポート タグを追加できるようにします。これにより、Kofax Analytics for TotalAgility はレポートにカスタム フィルタを適用できるようになります。
「レポート タグ」を参照してください。
- [キャプチャ プロセス]
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プロセスをキャプチャ プロセスと見なすことにより、Kofax Analytics for TotalAgility レポート内のデータを使用して、返されたデータをフィルタリングできるようにします。
実行
実行のプロパティは、アクティビティの実行を制御し、プロセス内で外部アセンブリ コンポーネントを使用できるようにする場合に役立ちます。
- [スレッド プール]
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複数の同時アクティビティの実行を制御できるように、マップに関連付けるスレッド プールです。「スレッド プール」を参照してください。
- [最大ループ数]
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同期ジョブまたはビジネス ルールでアクティビティを実行できる回数を定義できます (デフォルト: 1000)。
同期ジョブまたはビジネス ルールでの連続的なループは、TotalAgility サーバーで高負荷なワークロードを引き起こす可能性があります。最大ループ数は、TotalAgility サーバーのワークロードの削減に役立ちます。
自動アクティビティを含むプロセスでは、許容されるループ数に達するとジョブの作成は失敗します。ビジネス ルール ノードを含むプロセスでは、ビジネス ルール ノードに [同期] および [最大ループ数] プロパティが設定されているにもかかわらず、ビジネス ルール ノードを含むマップにこれらが設定されていない場合、ジョブは作成されますが、許容されるループ数に達するとジョブは一時停止されます。ループ数に達したことを示すメモがジョブに追加されます。
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このプロパティは、ケース マップでは使用できません。
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デフォルトでは、システム レベルで設定された最大ループ数は、すべてのプロセスで使用できます。プロセス レベルで設定されたループ数は、システム レベルで設定されたループ数よりも優先されます。
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- [.NET アセンブリ]
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プロセスで外部アセンブリ コンポーネントを使用できるようにする場合に、プロセスに関連付ける .NET アセンブリです。
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プロセスをエクスポートすると、プロセスに関連付けられている .NET アセンブリもエクスポートされます。
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TotalAgility 7.0 より前のバージョンからプロセスをインポートすると、利用可能なすべての .NET アセンブリがインポートされます。必要なアセンブリを構成できます。
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システム マップを表示しているときに、関連する .NET アセンブリを使用してプロセスが更新されます。
.NET アセンブリを追加するには、[追加] をクリックし、アセンブリを選択して [完了] をクリックします。詳細については、「.NET アセンブリ」を参照してください。
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