SignDoc アクティビティ

署名パッケージを定義して、ドキュメントにデジタル署名を行うには、SignDoc アクティビティを使用します。

署名パッケージを定義するには、使用する SignDoc サーバー、署名またはレビューするドキュメント、およびドキュメントに署名またはレビューする受信者とその電子メール アドレスが必要です。署名パッケージの名前を指定することもできます。

TotalAgility に SignDoc サーバーを追加すると、選択した SignDoc サーバー内で利用可能なすべてのテンプレートが、署名パッケージを定義する際に使用できるようになります。署名パッケージを定義する場合は、新しいテンプレートを作成するか、SignDoc の既存のテンプレートを使用します。テンプレートは、デジタル署名に必要なドキュメントと署名者で構成されます。署名パッケージが作成されると、SignDoc は構成内で指定された署名者のアドレスに、署名するドキュメントのリンクが記載された電子メールを送信します。署名式では、TotalAgility はテンプレートの作成時に署名者またはレビュー担当者に指定された一般名を使用します。一般名を表示名にカスタマイズして、表示名が使用されたドキュメントが送信されるようにすることができます。たとえば、「医師」に「医長」を使用するように、または「マネージャー」にマネージャーの実際の名前を使用するように構成できます。署名式が完了すると、SignDoc は TotalAgility に通知を送信して、SignDoc アクティビティを完了します。

SignDoc アクティビティを実行するには、管理者として SignDoc サーバーにログオンし、次の設定を変更します。

これは、SignDoc 2.1 バージョンにのみ適用されます。
  1. 設定] > [プラグイン にナビゲートし、構成 をクリックします。
  2. plugin.cfg.KTAStateChangeNotification.ktaurl (http://<KTA server>/TotalAgility) を更新します。
  3. plugin.cfg.KTAStateChangeNotification.sesionid (<System_Session ID>) を更新します。

  • 管理者アカウントに含まれているすべてのユーザーは、構成された SignDoc の詳細および設定にアクセスできます。

  • 実行時に SignDoc アクティビティが保留中になると、構成で指定されたアドレスに、署名するドキュメントのリンクが記載された電子メールが送信されます。各ユーザーがパッケージ内のドキュメントに署名すると、TotalAgility ジョブにメモが追加されます。

  • パッケージが作成されると、パッケージ ID とともにメモがジョブに追加されます。

  • 署名式が完了すると、署名されたドキュメントと監査証跡の詳細を使用して、署名済み PDF が更新されます。

  • SignDoc 署名パッケージが作成されて、ジョブが終了した場合も、ドキュメントはパッケージ内に残ります。

  • たとえば、SignDoc サーバーとの通信障害が原因でパッケージの作成が失敗した場合、ジョブにメモが追加され、ジョブは一時停止されます。

  • SignDoc アクティビティを再起動すると、既存のパッケージは削除され、署名者/レビュー担当者は再度署名するか、レビューする必要があります。

SignDoc アクティビティの構成」を参照してください。