トリガー

トリガーとは、応答を自動的に開始できるユーザー定義の条件のことです。違反を回避し、ビジネス プロセスの管理効率を上げるのに役立ちます。

たとえば、プロセスの予算使用率が 90% に達したら実行し、ビジネス プロセスが予算を超過しそうになったら事前に通知するように、予算トリガーを設定します。

トリガー タイプ

TotalAgility には、次のタイプのトリガーが含まれています。

  • 予算トリガー: コスト違反を回避します。

  • 期間トリガー: プロセスの目標期間違反を回避します。

  • アクティビティ トリガー: アクティビティでの目標期間違反を回避します。

  • 通過ポイント トリガー: 期限違反を回避します。

  • アラート: 差し迫った上申をリソースに通知します。

トリガーの作成

ジョブの期間、予算、アクティビティの期限、または通過ポイント トリガーを処理する特定のジョブを作成するには、上申マップを使用します。

トリガーの実行元を追跡するには、変数を初期値パラメータとして上申マップに割り当てる必要があります。

トリガーおよび上申マップの初期値パラメータ」を参照してください。

または、アラート タスクを作成して作業キューに表示し、差し迫った上申があれば、リソースに通知します。

ジョブまたはアクティビティに複数のトリガーを関連付けることができます。たとえば、人事採用プロセスの面接のスケジュール通過ポイントでは、2 つのトリガーを設定します。

  • すべての事前面接タスクが完了していることを確認できるよう、ターゲット通過ポイント日付の 2 日前に実行するトリガー 1。

  • ターゲット期限に合格してから 2 日後に実行して、内定通知またはリジェクト レターを送信するよう通知するトリガー 2。