Web Capture アクション

Web Capture アクションを使用して、スキャン、スキャナの選択、ページのインポートや削除などのアクションを実行します。

これらのアクションを実行できるのは、Web Capture コントロール ツールバーからだけではありません。Web Capture アクションは、どのボタン クリックにも関連付けることができます。

Web Capture コントロールは、次のイベントをサポートしています。

イベント 説明
[ドキュメントの保存完了] このイベントは、スキャンまたはアップロードされたドキュメントが保存されると発生します。
[取り込み開始] このイベントは、ドキュメントをスキャンまたはアップロードするときに、ファイルのアップロード コントロールを無効にします。スキャン中はフォルダがロックされ、ファイルをアップロードできないためです。
[取り込み完了] このイベントは、変更を保存し、スキャンまたはアップロードが完了して新しいページが取り込まれたときにファイルのアップロード コントロールを有効にします。
[変更されたドキュメント] このイベントは、Web Capture コントロールがドキュメント構造を変更し、ドキュメント内のページを削除または移動したときに発生します。
[ページ インデックスの変更] このイベントは、選択したページ インデックスが変更されると発生します。
[コントロールのドッキング解除] このイベントは、Web Capture コントロールのドキュメント ビューアがドック解除 (デタッチ) されたときに発生します。
[コントロールのドッキング] このイベントは、Web Capture コントロールのドキュメント ビューアがドックされたときに発生します。

[次のページ] アクションと [前のページ] アクション、および同様のツールバー ボタンは、選択したページ インデックスを変更しません。ビューアを次のページまたは前のページにスクロールするだけです。

  1. フォーム モデリング バーで、[アクション] をクリックし、[新規] をクリックします。

    [新しいアクション] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [タイプ] リストで、[Web capture] を選択します。
  3. デフォルトの [名前] (WebCaptureAction1) を意味のある名前に変更します。
  4. この項目は任意です。アクションの [説明] を入力します。
  5. この項目は任意です。言語ごとに固有のアクションを個別に構成します。詳細については、フォームまたはコントロールの複数言語の設定アクションを参照してください。
  6. [Web capture] リストで、必要に応じてキャプチャ コントロールを選択します。
  7. [アクション] リストでアクションを選択します。使用可能なアクションは次のとおりです。
    アクション 説明

    [保存]

    データを自動的に保存できます。

    [インポート]

    新しいドキュメントにインポートするファイルを選択できます。

    [ファイルからページを追加]

    現在表示されているドキュメントに追加する必要があるファイルを選択できます。

    [スキャナの選択]

    スキャナを選択できる場所で、[スキャナの選択] ダイアログ ボックスを表示します。

    [スキャン]

    スキャナからイメージをスキャンし、新しいドキュメントに追加します。

    [スキャナからページを追加]

    スキャナからイメージをスキャンし、現在表示されているドキュメントに追加します。

    [前のページ]

    ビューアを前のページにスクロールします。

    [次のページ]

    ビューアを次のページにスクロールします。

    [ページの削除]

    現在選択されているページを削除します。

    [ページを上に移動]

    現在選択されているページを上に移動します。

    [ページを下に移動]

    現在選択されているページを下に移動します。

    [縮小]

    ビューアを縮小します。

    [拡大]

    ビューアを拡大します。

    [フル サイズ]

    イメージを実際のサイズで表示します。

    [最適]

    イメージ全体をビューアに合わせて表示します。

    [幅に合わせる]

    イメージをビューアの幅に合わせます。

    [強調表示する]

    強調表示した注釈を描画できます。

    [線の描画]

    線の注釈を描画できます。

    [フリーハンドの描画]

    フリーハンドの注釈を描画できます。

    [長方形を描画]

    長方形の注釈を描画できます。

    [テキスト描画]

    テキストの注釈を描画できます。

    [ドック解除]

    イメージまたはドキュメント ビューアをメイン フォームからドック解除 (デタッチ) し、別のブラウザ ウィンドウに移動して、イメージを 2 つ目のモニターに表示できるようにします。

    [マスク領域を描画]

    イメージ上でマスクする領域を選択できます。

    [パーマネント リダクション]

    イメージを永続的に変更できます。これにより、データベースに配置したくない機密情報を削除できます。

    [スティッキー メモの追加]

    スティッキー メモを追加できます。

    インポート、ファイルからページを追加、スキャナの選択、スキャン、スキャナからページを追加、およびすべての描画アクションは対話型のアクションです。そのため、他のカスタム フォーム アクションと組み合わせて使用しないことをお勧めします。
  8. [OK] をクリックします。

    新たに作成されたアクションがテーブルに追加されます。

  9. [追加] をクリックします。
  10. このアクションをトリガーするため、アクションにコントロールを関連付けます。フォーム コントロール イベント用のアクションの構成を参照してください。または、フォーム イベントに対してこのアクションを呼び出すには、アクションをフォームに関連付けます。フォームへのアクションの関連付けを参照してください。