アラートの作成

目前に迫っている上申がある場合は、これを通知するアラートがリソースの作業キューに表示されます。

通過ポイント、プロセス、またはアクティビティのアラートを作成できます。

  1. プロセスのプロパティ パネルの [時間とコスト] タブの [期間/予算トリガー] で、[アラート] をクリックします。
    [新しいアラート] ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. [アクティビティ名] フィールドで、アラートの名前を指定します。

    名前は、文字列変数などの動的な変数、または「予算の超過」などの静的な値にすることができます。必要な変数が使用できない場合は、[アクティビティ プロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。「アクティビティ プロパティの構成中にプロセス変数を作成する」を参照してください。

  3. この項目は任意です。[説明] フィールドで、アラートの説明を入力します。

    説明は、動的な変数または静的な値にすることができます。必要な変数が使用できない場合は、[アクティビティ プロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。

    たとえば、静的な値はこのアラートは、予算が 10% 超過したときに発生するなどのようになります。

  4. アクティビティを作成するタイミングを指定します。
    • [予算] の特定の割合が使用されたとき。たとえば、予算の 80% が使用されたときにトリガーを実行します。予算が 20% 超過したときに別のトリガーを実行するには、トリガーを予算の 120% に設定します。
      予算エスカレーションのトリガーを設定する前に、まずビジネス プロセスに推定予算を割り当てる必要があります ([プロセスのプロパティ] > [全般] > [予算])。そうしないと、予算トリガーを作成できません。
    • [目標作成日]: 終了予定時間 (日、時間、分、秒) 。期限前にアラートを発生させるには、[前 (-)] を選択します。期限後にアラートを発生させるには、[後 (+)] を選択します。たとえば、期限の 3 日後にアラートを発生させるには、3 [日] を選択し、[後 (+)] を選択します。終了予定時間が設定されていない場合、期限に達するとアラートが発生します。
  5. 動的な変数または静的な値を使用して、アラートの [優先度] を設定します。必要な変数が使用できない場合は、[プロセスのプロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。「プロセスのプロパティの構成中にプロセス変数を作成する」を参照してください。

    優先度は、1 ~ 10 の静的な値、または変数にすることができます。

  6. [リソース] リストで、アラート タスクが実行されたときにアラートを発生させるリソースを選択します。リソースに必要な変数が使用できない場合は、[プロセスのプロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。「プロセスのプロパティの構成中にプロセス変数を作成する」を参照してください。

    リソースには次のものがあります。

    • グループ、個人、またはロール。

    • システム変数 (ジョブ作成者/ジョブ作成者のスーパーバイザー/ジョブ所有者)。

    • プロセスまたはサーバーの文字列変数

  7. この項目は任意です。[関連ファイル] へのリンクを指定します。
  8. [期間/終了予定時間] を指定して、アクティビティの完了に要する時間を決定します。期限は、静的な値、変数、または通過ポイントにすることができます。
    • [リード タイムのみ]: アラート タスクの期限は、ジョブの目標期間として計算されます。

    • [特定の日付までに]: アラート タスクの期限は、日付変数に指定された値として計算されます。必要な変数が使用できない場合は、[プロセスのプロパティ] パネルから新しい変数を直接作成できます。「プロセス/アクティビティ プロパティの構成中にプロセス変数を作成する」を参照してください。

    • [通過ポイント]: アラート タスクの期限は、選択した通過ポイントのターゲット日として計算されます。

  9. [リード タイム] を指定します。

    リード タイムは、アラート タスクを発生させることができる期間です。リード タイムは正または負にすることができます。たとえば、2 日間に設定した場合、アラート タスクは、期限切れた後の 2 日以内であればいつでも発生させることができます。

    • 期限が静的な値であり、リード タイムを設定した場合、アラート タスクの期限は目標期間 + リード タイムです。

      たとえば、アラート タスクの目標期間が 4 時間、リード タイムが 2 時間で、通過ポイントが 12:00 に利用可能になる場合、アラート タスクの期限は 18:00 です (ビジネス カレンダーに応じて異なります)。

      ユーザーが 13:30 にタスクを受け取り、17: 30 までに完了した場合、タスクは期限超過になりません。ただし、ユーザーが 16:00 にタスクを受け取り、20: 00 に完了した場合、タスクは 2 時間の期限超過となります。

    • 期限が変数であり、リード タイムを設定した場合、アラート タスクの期限は変数 +/- リード タイムです。

    • 期限が通過ポイントであり、リード タイムを設定した場合、アラート タスクの期限は通過ポイント +/- リード タイムです。

      たとえば、値が「17-02-2013 17:00」の「商品の配送」という通過ポイントを作成します。「商品の配送」という通過ポイントの 1 時間前にアラート タスクの最終確認 (目標期間 = x 変数) というアラートを上げる必要がある場合、リード タイムは -1 時間に設定されます。ただし、通過ポイント「商品の配送」から 1 日後にアラート タスク「商品の配送確認」を完了する必要がある場合、リードタイムは +1 日に設定されます。

  10. [追加] をクリックします。

    トリガーが実行されると、選択したリソースの作業キューにアラート タスクが追加されます。

    アラートの目標期間を直接更新できます。目標期間を変更して、[更新] をクリックします。