変数
変数は、実行時に取得される値の保存場所です。変数を使用する目的は、データを保存すること、およびアクティビティ間でデータを転送することです。ビジネス プロセスを設定する場合や作成する場合は、変数が不可欠です。また、実行パスを決定する場合にも変数が使用されます。
サーバー レベルとプロセス レベルの両方で変数を作成できます。
特定のプロセスのデータを保存するには、プロセス変数を使用します。プロセス変数には、プロセスの実行中に変更される項目の値が保持されます。これらの値は、作成するときに使用されるマップに対してローカル (プライベート) です。プロセス (およびケース) 変数は、単純変数 (1 つの値) または複合変数 (値の配列) のいずれかです。
TotalAgility はブール、通貨、日付、Float、Long、チェックリスト、複合およびダイナミック複合、文字列などの多くの変数をサポートしています。
プロセス変数の例
変数名 | タイプ | 値 |
---|---|---|
CUSTNAME | 文字列 | JuliaR |
CUSTADDRESS | 文字列 | Hollywood |
AMOUNT | Double | 100000 |
Approved | ブール値 | True |
初期化変数
システムでプロセスを実行するには、初期情報が必要です。たとえば、ローン申請を処理するには、顧客の詳細と融資額が必要です。初期値変数とは、ジョブの作成時に値を指定する必要があるプロセス変数のことです。ローン申請プロセスの場合は、顧客 ID、顧客名、融資額などのプロセス変数を作成し、融資額を初期値変数として宣言することができます。
初期化変数の順序は、Designer 内で構成可能です。
こちらも参照してください。