マスクされたテキスト フィールド
タイプが「文字列」のテキスト フィールドには、入力マスクの指定が可能な追加のプロパティがあります。
入力マスクにより、文字と記号を使用した、フィールドへのデータ入力の設定形式を指定します。そのフィールドの入力データは、入力マスクで定義されたパターンに準拠する必要があります。
複数のユーザーがデータを入力している場合、フィールドをマスクすることで一貫性が維持され、無効なデータの入力を防止できます。
次の文字を使用して、マスクを指定します。
文字 | 名前 | 説明 |
---|---|---|
0 | 数字 | 0 ~ 9 の任意の数字を受け入れます。 |
9 | 数字またはスペース | 0 ~ 9 の数字またはスペースを受け入れます。 |
# | 数字またはスペース | 9 のルールに似ていますが、(+) および (-) 記号も使用できます。 |
L | 英字 | 入力を英字 a ~ z および A ~ Z に制限します。 |
? | 英字またはスペース | 入力を英字 a ~ z および A ~ Z に制限します。 |
& | 文字 | 任意の文字を受け入れます。 |
C | 文字またはスペース | 任意の文字を受け入れます。 |
A | 英数字 | 英字と数字のみを受け入れます。 |
a | 英数字またはスペース | 英字、数字、スペースのみを受け入れます。 |
注
-
マスク文字の前に「\」を付けることで、マスク文字をリテラルとして使用できます。
-
マスクで「\\」と入力すると、「\」文字自体を使用できます。例: (000) 000-0000 \\ 999
-
随意文字列を空白のままにできます。値を取得する際、こうした随意文字列はスペースとして表されます。
-
マスクが適用されない値 (必要な文字が入力されていない場合) については、フィールドからタブ移動する際にフィールドがクリアされます。したがって、ユーザーによる無効なデータの入力は発生しません。
-
随意文字列がない場合、フィールドはクリアされません。