抽出ベンチマーク ウィンドウ - ベンチマーク タブ

このウィンドウには、抽出ベンチマークの結果が表示されます。選択した抽出ベンチマークのタイプに応じて、次のいずれかが実行されます。

  • 現在選択されているクラスの抽出ベンチマーク

  • 現在選択されているクラスとそのすべての子クラスの抽出ベンチマーク

  • プロジェクト内のすべてのクラスの抽出ベンチマーク

実行される抽出ベンチマークのタイプに関係なく、このウィンドウに表示される設定は同一です。

画面下部の進行状況バーで、選択したドキュメント セットが処理された個数を確認できます。処理が完了すると、ドキュメントの合計数とスキップされたドキュメントが表示されます。

[凡例]

このグループには、可能な 4 つの結果が表示されます。それぞれに一意のラベルと色が付けられているため、サマリーと詳細結果の中からグループを簡単に識別できます。

  • 正確な有効フィールド

  • 正確な無効フィールド

  • 不正確な無効フィールド

  • 不正確な有効フィールド

[サマリー]

このグループには、抽出ベンチマークの全体的な結果が表示されます。抽出されたすべてのフィールドについて、次のような詳細を提供します。

  • 4 つの結果それぞれに関する、すべてのドキュメントのフィールドの合計パーセント。これは 「すべてのフィールド」 列です。

  • 抽出された各フィールドに対する 4 つの結果ごとのパーセント。このテーブルでは、抽出された各フィールドに独自の列があります。

このテーブルの各列の合計は 100% になり、抽出設定の目標は最初の行に最も高いパーセントが表示されるようにすることです。これは、希望する値に一致する正確な結果であることを表します。

関連する結果文字 (A、B、C、または D) をクリックして、個々の行を昇順または降順に並べ替えることができます。並べ替え順をデフォルトに戻すには、[デフォルトの並べ替え順に戻す] をクリックします。

このテーブルのフィールドをクリックすると、選択項目のドキュメント セットには、対応するフィールドと抽出結果を含むドキュメントのみが表示されます。たとえば、[請求書番号] フィールドによって誤って有効であるとして抽出されたドキュメントのみを表示するとします。これは希望する結果ではないため、ドキュメントの該当するサブセットに注目して、そのフィールドの抽出設定を更新できます。[請求書番号] フィールドへの入力の完了後、望ましくない抽出結果を持つ他のフィールドに進むことができます。

[詳細]

このグループには、各ドキュメントとフィールドに関するより詳細な情報が表示されます。各行は単一のドキュメントです。名前、クラス、A、B、C、D のパーセント、および抽出された各フィールドの結果が表示されます。

選択したクラスに対する抽出のみが実行されている場合、[クラス] 列は表示されません。

最初の 5 列または 6 列は固定されているため、フィールドのリストが長い場合でも、ファイル、クラス (該当する場合)、および累積した抽出統計を見失うことなくフィールドをスクロールすることができます。

個々のフィールド セルには、抽出ベンチマークの結果が含まれます。6 つの可能な結果は次のとおりです。

正確な有効フィールド (単一の値を持つ緑)

このフィールドに抽出された値は、目的の値と一致します。

正確な無効フィールド (単一の値を持つ青)

このフィールドに抽出された値は目的の値と一致しますが、何らかの理由により無効とマークされます。

不正確な無効フィールド (競合する値を持つ黄色)

このフィールドに抽出された値は希望する結果と一致せず、無効とマークされます。

不正確な有効フィールド (2 つの値を持つ赤)

抽出された値は目的の値と一致しませんが、フィールドは有効とマークされます。

このような状況ではフィールドは本番時に表示されないため、プロジェクトを本番で使用する前に抽出設定を変更してこうした結果を排除することが重要です。

クラスにないフィールド (ハイライトまたは値なし)

詳細テーブルの空白のセルは、フィールドがクラスに存在しないことを意味します。

ドキュメントで見つからないフィールド (ハイライトなし、および値なし)

-/- が含まれた空白のセルは、対応するクラスにフィールドが存在していても、ドキュメントでは見つからないことを意味します。

次の例は、空白の値を含むハイライトのないセルを示します。ドキュメントが請求書として分類されたため、フィールドに空白の値 (-/-) はあります。しかし、このドキュメントには請求書番号がありません。

このテーブルの個々のセルに関連付けられたファイルを表示する場合は、セルをクリックして、[ドキュメント] ウィンドウでドキュメントを選択します。セルをダブルクリックして、対応するドキュメントの [ドキュメント ビューア] を開くこともできます。抽出されたすべてのフィールド データが画像上でハイライトされます。

デフォルトでは、[詳細] テーブルにリストされるドキュメントは、処理された順にリストされています。並べ替え順序を変更する場合は、次の値を選択できます。

  • 概要ヘッダ (A、B、C、または D) のいずれかをクリックして、結果を昇順または降順に並べ替えます。

  • フィールドの列ヘッダをクリックして、フィールドの結果をアルファベットの昇順または降順に並べ替えます。

このテーブルの個々のセルに関連付けられたファイルを表示する場合は、セルをクリックして、[ドキュメント] ウィンドウでドキュメントを選択します。セルをダブルクリックして、対応するドキュメントの [ドキュメント ビューア] を開くこともできます。抽出されたすべてのフィールド データが画像上でハイライトされます。

デフォルトでは、[詳細] テーブルにリストされるドキュメントは、処理された順にリストされています。並べ替え順序を変更する場合は、次の値を選択できます。

  • 概要ヘッダ (A、B、C、または D) のいずれかをクリックして、結果を昇順または降順に並べ替えます。

  • フィールドの列ヘッダをクリックして、フィールドの結果をアルファベットの昇順または降順に並べ替えます。

共通の Transformation Designer ボタンの他に、次のボタンを使用できます。

[開始]

抽出ベンチマークの計算処理を開始します。

[停止]

ベンチマークの計算をキャンセルします。抽出ベンチマークの結果の算出が完了すると、このボタンは使用できなくなります。

[保存]

現在の抽出ベンチマークの結果を XML ファイルに保存します。[ベンチマークの保存] ウィンドウが表示されるので、ファイル名を指定して、ベンチマーク結果にコメントを付けることができます。これらのベンチマーク ファイルは、最近使用した他のベンチマークと比較できます。

[エクスポート]

現在の抽出ベンチマークの結果を .CSV 形式で保存します。