Kofax Clarity 画像のガイドライン

Kofax Clarity 認識エンジンを使用してドキュメントを処理する場合は、次のガイドラインを使用して、画像が正常に処理されるようにします。これらはガイドラインにすぎません。制限範囲内に収まっていても、画像によっては失敗する可能性があります。また、制限を超えていても、正常に処理されることがあります。

TIF/TIFF 画像

ディスク上のサイズがページあたり 2.5 MB を超えてはなりません。

この制限は各ページに適用されます。ドキュメント内で使用できるページ数に制限はありません。

PNG 画像

これらのイメージのディスク上のサイズが 5 MB を超えてはなりません。

JPG/JPEG 画像

このタイプの画像の場合、画像サイズは圧縮率によって決まります。

高い圧縮率で圧縮された写真の場合、ディスク上の画像のサイズが 1 MB を超えてはなりません。
低い圧縮率または通常の圧縮率で圧縮された写真の場合、ディスク上の画像のサイズが 3 MB を超えてはなりません。

エンコードされた画像を含む PDF ファイル

PDF とは、PNG や JPG などのさまざまな形式でエンコードされた画像を含めることができるコンテナ形式のことです。PDF ファイルの最大サイズに制限はありません。ただし、エンコードされた画像を含むページごとにサイズ制限があります。

ページサイズの制限は、使用するエンコードの種類によって異なります。最大ページサイズの制限は、上記の画像タイプの制限と一致します。たとえば、エンコードされた画像が PNG ファイルの場合は、最大ページサイズが 5 MB を超えることはできません。

画像サイズが原因で画像処理が失敗した場合、Kofax Clarity 認識エンジンはエラーを返します。Transformation Designer での認識テスト中にエラーが発生した場合は、エラーが表示されるため、問題があることがわかります。本番環境では、エラーはログファイルに書き込まれ、ページは空のページとして以降の処理が行われます。