トレーニングの競合の解決
プロジェクトにトレーニングの競合がある場合は、解決する必要があります。解決しない場合、結果に悪影響が及ぶ可能性があります。トレーニングの競合は、異なる場所に同じ情報がある 2 つのドキュメントのように、単純な場合もあります。ドキュメントはレイアウト ID によりグループ化されます。これは、トレーニング セットから削除する必要があるドキュメントや、修正できるドキュメントを判断する際に役立ちます。
最良の結果を得るには、トレーニング ドキュメントにすべてのトレーニング可能なフィールドのトレーニング データが含まれていることを確認してください。
抽出のためにプロジェクトをトレーニングするときに、トレーニング データに競合が見つかった場合は、エラー メッセージが表示されます。競合を解決するには、以下の手順に従って、設定します。
- [ドキュメント] ウィンドウを 開きます (まだ開いていない場合)。
- 別のビューが使用されている場合は、[リスト表示] に切り替えます。
- [プロジェクト ツリー] で、トレーニングの競合があるクラスを選択します。
- [ドキュメント] ウィンドウで、[抽出セット] を選択します。
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[ドキュメント] ツールバーで、[矛盾の解決] をクリックします。
[矛盾の解決] ウィンドウが表示されます。
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次のいずれかを実行して、競合を解決します。
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両方のドキュメントを調べて、どちらのドキュメントに正しくないフィールド データがあるかを特定します。そのドキュメントで、正しいフィールド値と位置を選択します。
新しいフィールド値がその他のドキュメントと比較されます。競合が解決された場合は、選択されたエリアが赤色から青色に変わります。
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競合するフィールド値のみを除外します。問題があるフィールドに応じて、[左側の矛盾フィールド データを削除]、[右側の矛盾フィールド データを削除]、または [両方のドキュメントからの矛盾データの削除] をクリックします。
問題のトレーニングにとって重要なその他のフィールドがドキュメント上にあるため、両方のドキュメントをトレーニング セットに残す場合は、これらの設定を使用します。
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[左側のドキュメントを削除]、[右側のドキュメントを削除]、または [両方のドキュメントを削除] をクリックして、競合のあるドキュメント全体を削除します。
これらの設定は、片方または両方のドキュメントをトレーニング セットに残さない場合に使用します。
ドキュメントに正しいデータが存在しない場合や読み取れない場合は、フィールド データだけでなく、ドキュメント全体を削除します。これにより、そのレイアウト ID を持つドキュメントでさらに競合が生じる可能性が低くなります。
残っている競合と解決された競合のリストが、[矛盾の解決] ウィンドウの下部に表示されます。これにより、進行状況を確認できます。
競合を修正すると、プロジェクトが自動的にトレーニングされ、残っている競合のリストが更新されます。1 つの競合を修正すると、同じ問題のその他の競合が自動的に解決されることや、追加の競合が生じることがあります。
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両方のドキュメントを調べて、どちらのドキュメントに正しくないフィールド データがあるかを特定します。そのドキュメントで、正しいフィールド値と位置を選択します。
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[次の未解決の矛盾] をクリックし、次の競合に移動して解決します。
- すべての競合が解決されると、メッセージ ボックスが表示されます。[OK] をクリックして [矛盾の解決] ウィンドウを閉じます。