トレーニングの競合の解決

プロジェクトにトレーニングの競合がある場合は、解決する必要があります。解決しない場合、結果に悪影響が及ぶ可能性があります。トレーニングの競合は、異なる場所に同じ情報がある 2 つのドキュメントのように、単純な場合もあります。ドキュメントはレイアウト ID によりグループ化されます。これは、トレーニング セットから削除する必要があるドキュメントや、修正できるドキュメントを判断する際に役立ちます。

最良の結果を得るには、トレーニング ドキュメントにすべてのトレーニング可能なフィールドのトレーニング データが含まれていることを確認してください。

抽出のためにプロジェクトをトレーニングするときに、トレーニング データに競合が見つかった場合は、エラー メッセージが表示されます。競合を解決するには、以下の手順に従って、設定します。

  1. [ドキュメント] ウィンドウを 開きます (まだ開いていない場合)。
  2. 別のビューが使用されている場合は、[リスト表示] [ドキュメント ウィンドウ] - [フラット ビュー] アイコン切り替えます。
  3. [プロジェクト ツリー] で、トレーニングの競合があるクラスを選択します。
  4. [ドキュメント] ウィンドウで、[抽出セット] を選択します。
  5. [ドキュメント] ツールバーで、[矛盾の解決] をクリックします。

    [矛盾の解決] ウィンドウが表示されます。

  6. 次のいずれかを実行して、競合を解決します。
    1. 両方のドキュメントを調べて、どちらのドキュメントに正しくないフィールド データがあるかを特定します。そのドキュメントで、正しいフィールド値と位置を選択します。

      新しいフィールド値がその他のドキュメントと比較されます。競合が解決された場合は、選択されたエリアが赤色から青色に変わります。

    2. 競合するフィールド値のみを除外します。問題があるフィールドに応じて、[左側の矛盾フィールド データを削除][右側の矛盾フィールド データを削除]、または [両方のドキュメントからの矛盾データの削除] をクリックします。

      問題のトレーニングにとって重要なその他のフィールドがドキュメント上にあるため、両方のドキュメントをトレーニング セットに残す場合は、これらの設定を使用します。

    3. [左側のドキュメントを削除][右側のドキュメントを削除]、または [両方のドキュメントを削除] をクリックして、競合のあるドキュメント全体を削除します。

      これらの設定は、片方または両方のドキュメントをトレーニング セットに残さない場合に使用します。

    ドキュメントに正しいデータが存在しない場合や読み取れない場合は、フィールド データだけでなく、ドキュメント全体を削除します。これにより、そのレイアウト ID を持つドキュメントでさらに競合が生じる可能性が低くなります。

    残っている競合と解決された競合のリストが、[矛盾の解決] ウィンドウの下部に表示されます。これにより、進行状況を確認できます。

    競合を修正すると、プロジェクトが自動的にトレーニングされ、残っている競合のリストが更新されます。1 つの競合を修正すると、同じ問題のその他の競合が自動的に解決されることや、追加の競合が生じることがあります。

  7. [次の未解決の矛盾] をクリックし、次の競合に移動して解決します。

  8. すべての競合が解決されると、メッセージ ボックスが表示されます。[OK] をクリックして [矛盾の解決] ウィンドウを閉じます。