画像のソース ファイル構造の標準化

XDocument には、対応するソース ファイルに関する必要な情報がすべて含まれています。

画像ソース ファイル構造の標準化とは、次のように XDocument の構造を反映するようにソース ファイルを認識するということです。

  • 標準化された単一ページの XDocument には、抽出データ、および完全に 1 ページの TIFF ファイル用のその他の関連データが含まれます。

  • 標準化された複数ページの XDocument には、抽出データ、および完全に XDocument と同じページ数で、完全に XDocument と同じ順番の複数ページ TIFF ファイル用のその他の関連データが含まれます。

ソース ファイル構造の標準化に関する次の注意事項を考慮してください。

  • すべての画像ファイルは、標準化中に TIFF 画像に変換されます。

  • 標準化は、画像ファイルを表す XDocument に対してのみ機能します。TXT または PDF ファイルを表す XDocument は標準化できません。

  • 画像ファイルは複数の XDocument から参照できるため、元のファイルは変更されません。これは、他の XDocument が破損するのを防ぐためです。代わりに、新しい画像ファイルが作成されます。XDocument に標準化された既存の構造がある場合、新しい画像ファイルは作成されません。

  • 標準化を実行するよう選択した場合、現在のドキュメント セット内の XDocument で使用されていない画像ファイルは削除されます。

    1 つまたは複数の削除された画像ファイルを表す XDocument を表示すると、エラーになります。

  • XDocument の一貫性を保つために、変更されたすべての XDocument とバッチ/ルート フォルダは、標準化後に自動的に保存されます。これには、標準化前にドキュメント サブセットに適用された変更もすべて含まれます。

画像ソース ファイルの構造を標準化できます。以下の手順に従って、設定します。

  1. [ドキュメント] ウィンドウを 開きます (まだ開いていない場合)。
  2. 別のビューが使用されている場合は、[階層ビュー] [ドキュメント ウィンドウ] - [階層ビュー] アイコン切り替えます。

    階層ビューは、デフォルトのドキュメント サブセットが選択されている場合に、テスト セットまたはベンチマーク セットでのみ使用できます。他のドキュメント サブセットが選択されている場合は、[階層ビュー] [ドキュメント ウィンドウ] - [階層ビュー] アイコン ツールバー設定は使用できません。

  3. ソース ファイル構造を標準化する必要があるドキュメントを 1 つ以上選択します。
  4. ドキュメントのショートカット メニューで、 [編集] > [ソース ファイル構造の標準化] を選択します。

    [ソース ファイル構造の標準化] メニュー アイテムを使用できるのは、ドキュメントのショートカット メニューのみです。選択にページが含まれている場合、メニュー アイテムは無効になります。

    メッセージ ボックスが表示されます。

  5. [OK] をクリックして、標準化について確認します。または、[キャンセル] をクリックして、ソース ファイル構造を標準化しないでウィンドウを閉じます。

    [OK] をクリックすると、進行状況ウィンドウが表示されます。すべてのドキュメントが標準化されると、ドキュメントのステータスと使われていない削除済みの画像ファイルの数を一覧表示するメッセージ ボックスが表示されます。

  6. [OK] をクリックして、メッセージ ボックスを閉じます。