抽出メソッド

抽出メソッドは、クラスまたはプロジェクト用に構成できる統合コンポーネントとして使用できます。

ロケータは抽出メソッドを使用して、ドキュメントから抽出されたデータを処理します。ロケータは、ロケータ アルゴリズムの結果を格納する 1 つ以上のフィールドに添付されます。ロケータは、クラス ツリー内でのクラスの位置に従って継承されます。

ロケータ メソッドとエバリュエータ メソッドは、ロケータ定義で使用されます。これらのメソッドをと定義すると、標準のロケータ メソッドに基づいてロケータを制限して、ドキュメントの特定の領域またはページのみを調査できるようになります。さらに、各ロケータには、抽出候補を設定するための独自のプロパティがあります。

抽出中に、最適な候補がフィールドにコピーされます。ロケータを複数のフィールドに割り当てることができます。一部のロケータは、別のロケータからの結果を再利用できます。

特定のロケータの結果を後続のロケータで使用するには、処理の順序に、想定している使用順序を反映させる必要があります。結果を提供するロケータは、最初に処理する必要があるため、ロケータ リストの従属ロケータより前に表示する必要があります。処理順序を変更するには、[プロジェクト ツリー] でロケータを上または下に移動します。

すべてのロケータには、設定の微調整と構成に役立つテスト モードがあります。テスト結果はドキュメント ビューアで強調表示され、信頼度でソートされた抽出結果リストに表示されます。

Kofax TotalAgility は、次の抽出メソッドを提供します。

ロケータ

ロケータ メソッドは、ドキュメントから抽出されたアイテムを識別します。ロケータ メソッドは、関連度でソートされたすべての候補のリストを返します。

エバリュエータ

ロケータとは対照的に、エバリュエータ メソッドはロケータの結果を処理し、ドキュメントからデータを取得しません。

トレーニング可能なロケータ

一連の標準ロケータ メソッドに加えて、Kofax TotalAgility は、5 つのトレーニング可能ロケータ メソッドを提供します。

ロケータはクラスに対して定義され、1 つ以上のフィールドに関連付けられます。それぞれのクラスに複数のロケータを設定することができます。割り当てられたすべてのロケータは、[プロジェクト ツリー] ウィンドウにクラスごとに一覧表示されます。ロケータを変更するには、[プロジェクト ツリー] でロケータを選択します。

ロケータをテストまたは管理するには、テストする 1 つ以上のドキュメントを含むドキュメント セットを開きます。

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