トレーニング可能なロケータ メソッド タイプ

標準のロケータ メソッドとは異なり、グループ ロケータ メソッドはトレーニングされたデータに基づいています。ドキュメントをトレーニングするか、事前定義されたナレッジベースを使用して、このトレーニング済みデータを作成できます。ドキュメントをトレーニングするには、ドキュメント上のフィールド配置状況を示すサンプル ドキュメントが必要です。この情報はトレーニングされ、プロジェクトに取り込まれて、実行時に使用されます。トレーニング可能なロケータ メソッドにはそれぞれ固有のプロパティ ウィンドウがあるため、特定のパラメータと設定を調整できます。

次のトレーニング可能なロケータ メソッド タイプを使用できます。

アイコン エバリュエータ メソッド タイプ 説明

[アドバンスト テーブル ロケータ] アイコン

アドバンスト テーブル ロケータ

これは、設計時のトレーニングのみに依存する、独自のトレーニング可能なロケータです。このロケータではオンライン ラーニングを利用できません。

このロケータは別の認識エンジンのテーブル抽出結果を使用して、特定のテーブル ラベルを持つ複数のテーブルが含まれたドキュメント上でテーブルを検索します。

[金額グループ ロケータ] アイコン

金額グループ ロケータ

このトレーニング可能なグループ ロケータは、合計など、金額に関連するフィールドを抽出します。たとえば、正味金額、合計金額、税率、税額はすべてこのグループの一部です。これらのほとんどのフィールドはオプションであり、請求書に記載する必要はありません。

[請求書グループ ロケータ] アイコン

請求書グループ ロケータ

このトレーニング可能なグループ ロケータは、請求書番号、請求書日付、顧客 ID、VAT ID など、通常は請求書ヘッダにある情報の種類に関連するフィールドを抽出します。

[注文グループ ロケータ] アイコン

注文グループ ロケータ

このトレーニング可能なグループ ロケータは、注文番号や注文日付など、サプライヤまたはベンダーに関連するフィールドを抽出します。

[テーブル ロケータ] アイコン

テーブル ロケータ

このトレーニング可能なロケータは、ドキュメントからテーブル データを抽出します (有効な場合)。

このロケータ メソッドをトレーニングするには、トレーニングを手動で有効にします。

[テキスト コンテンツ ロケータ] アイコン

テキスト コンテンツ ロケータ

このトレーニング可能なロケータは、構造化されてないドキュメントからデータを抽出します。

オンライン ラーニングを使用してこのロケータをトレーニングすることはできません。このロケータはトレーニング ドキュメントを収集できますが、手動でトレーニングする必要があるため、時間がかかる場合があります。

[トレーニング可能なエバリュエータ] アイコン

トレーニング可能なエバリュエータ

このエバリュエータは、プロジェクト内の他のロケータから提供されたベストな代替をトレーニングします。

[トレーニング可能なグループ ロケータ] アイコン

トレーニング可能なグループ ロケータ

このトレーニング可能なグループ ロケータには、ドキュメントのすべての関連フィールド データのトレーニング可能なフィールドが含まれています。

すべてのトレーニング可能なロケータには、テスト モードがあり、ロケータ設定の微調整と構成を行うことができます。テスト結果はドキュメント ビューアで強調表示され、信頼度でソートされた抽出結果リストに表示されます。

これらのトレーニング可能なロケータ メソッド タイプに加えて、利用可能なロケータ メソッドエバリュエータ メソッドがあります。