最初に成功したロケータから候補を返す
[評価タイプ] 値を 「最初」 に設定すると、[標準エバリュエータ] は、指定した信頼度の閾値を超える候補のリストを単一のロケータから返します。返されるロケータは、[選択したロケータ] リストの最初のロケータで、閾値を超える候補が 1 つ以上含まれます。テーブルの場合、この設定を選択すると、行を含む最初のテーブルが返されます。入力ロケータに定義した順序が、結果に影響を及ぼします。
この設定を使用して特定のロケータを [選択したロケータ] リストの上位に配置することで、ロケータに重み付けをすることができます。たとえば、[形式ロケータ] からの候補の信頼度が高い場合でも、信頼度の低い [形式ロケータ] ではなく、信頼度の高い [アドバンスト ゾーン ロケータ] から候補を返すようにすることができます。
各候補は、親ロケータ内での位置に応じて順番に表示されます。
最初に成功したロケータから候補を返すことができます以下の手順に従って、設定します。
- ロケータ プロパティを 開きます。
- [設定] タブの [評価タイプ] 設定で、[最初] を選択します。
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[最小信頼度] 値を指定するには、フィールドに数値を入力するか、スライダを使用して値を設定します。
テーブルに必要な最小行数を指定するには、フィールドに数値を入力するか、矢印を使用して行数を調整します。
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[選択したロケータ] リストのロケータの順序を変更するには、[上へ]
および [下へ]
をクリックします。
これにより、最初に成功したロケータを見つけるためのロケータが評価される順序を指定します。エバリュエータは、信頼度が閾値を超える 1 つ以上の候補を持ったロケータを返します。
- テスト ドキュメントを開き、[テスト] をクリックして設定をテストします。
- 必要に応じて、[閉じる] をクリックして [ロケータ プロパティ] ウィンドウを閉じます。
- プロジェクトの変更を保存します。