プロジェクト ツリー の選択動作

[プロジェクト ツリー] で選択したアイテムによって、実行可能なアクションが影響を受けることがあります。たとえば、特定のクラスにロケータを追加する場合は、最初にクラスを選択する必要があります。同様に、検証ルールを追加する場合は、目的のクラスを選択しておく必要もあります。

この動作は階層では一般的なものですが、[プロジェクト ツリー] の選択動作はさらに進化しています。

クラス内のアイテムが選択されている限り、[プロジェクト ツリー] の選択を変更しなくても、そのクラスで使用可能なすべてのアクションを実行できます。つまり、分類手順を選択した場合でも、[プロジェクト ツリー] でクラスを選択することなく、サブクラス、ロケータ、フィールド、またはその他のクラス アイテムを追加できます。これは、クラス内で子アイテムを選択すると、クラス自体が間接的に選択され、子アイテムが選択されたときにクラスで使用可能なすべてのアクションが実行可能になるためです。

ただし、この動作は親クラスには適用されません。子クラス内のアイテムを選択すると、子クラスのみが間接的に選択されます。親クラスでアクションを実行するには、そのアクション、またはクラス以外の子要素のいずれかを選択する必要があります。この制限により、子クラス向けのアイテムを誤って親クラスに追加することはなくなります。

たとえば、[アドバンスト ゾーン ロケータ] の構成が完了し、このロケータに対応するフィールドをいくつか追加するとします。この操作を行うには、現在の [プロジェクト ツリー] の選択を保持したまま、リボンの [設計] タブに直接移動して、「フィールド」をクリックします。この操作が可能になるのは、[アドバンスト ゾーン ロケータ] および作成する必要fがあるフィールドが両方とも同じクラスの子アイテムであり、ロケータを選択するとクラスを選択するよう暗黙的に指定されるためです。