依存ロケータのテスト

ロケータ メソッドとエバリュエータ メソッドの中には、1 つ以上の入力ロケータの結果を使用してその候補を処理するものがあります。これらのロケータ メソッドには、さまざまな種類のテスト実行モードを選択できる次のような高度な [テスト] ボタンが用意されています。

<ロケータ名> [のみを実行します] [現在のロケータのみ実行します] アイコン

現在のロケータ設定に対してのみ候補を処理し、依存する入力ロケータからの候補を処理しません。

<ロケータ名> の [入力として使用されているすべての依存ロケータとエバリュエータを実行します][すべての依存ロケータとエバリュエータを実行します] アイコン

現在のロケータとエバリュエータ、およびに依存するロケータの入力ロケータの結果を再帰的に処理します。

[すべての前のロケータとエバリュエータを実行] [すべての前のロケータとエバリュエータを実行] アイコン

現在のロケータの結果、およびこのロケータの前に定義されたすべてのロケータとエバリュエータを処理します。

ロケータのプロパティを開くか別のテスト ドキュメントを選択すると、テスト実行モードは <ロケータ名> の [入力として使用されているすべての依存ロケータとエバリュエータを実行します] [すべての依存ロケータとエバリュエータを実行します] アイコン に自動的に設定されます。テスト実行モードは変更することができます。

テスト実行モードでテストを実行すると、[入力として使用されているすべての依存ロケータとエバリュエータを実行します] または、[すべての前のロケータとエバリュエータを実行します] ができます。[テスト] ボタンは、デフォルトで <ロケータ名> [次のみを実行します] に設定されています。

次の各ロケータには、入力として依存するロケータがあります。したがって、これらのロケータには多機能なテスト ボタンがあります。

スクリプト ロケータは、他のロケータとはやや異なります。スクリプトが別のロケータからの結果を使用するように設計されている場合、Transformation Designer はテスト時にこれを知ることはできません。また、スクリプト ロケータで必要な依存ロケータを実行することもできません。そのため、スクリプト ロケータをテストする前に、これらのロケータのいずれかが実行されていることを確認することをお勧めします。これにより、入力ロケータの結果が確実に使用できるようになります。