OMR ゾーン プロファイルの設定 ウィンドウ

このウィンドウを使用して、OMR ゾーン プロファイルのプロパティを変更し、光学マーク フィールドの認識を最適化できます。

[結果テキスト]

このグループには次の設定があります。

[マークなし]

OMR ゾーンがマークされていない場合に返される値を入力します。(デフォルト:0)

[マーク済み]

OMR ゾーンがマーク済みである場合に返される値を入力します。(デフォルト:1)

[不明]

OMR ゾーンが不明な場合に返される値を入力します。(デフォルト:~)

これらの結果テキストを変更すると、すべての OMR ゾーンでそれらが変更されます。特定のゾーンのみに対してこれらの値を変更する場合は、代わりに [結果テキストを上書き] 設定を使用します。

[モード]

このグループでは、次のいずれかのモードを選択できます。

  • [自動]。 (デフォルト:選択済み)

    この値を選択すると、認識エンジンでデフォルト設定を使用して、マーク済みのゾーンを認識できるようになります。この値を選択すると、[手動モード] グループが無効になります。

    自動モードでは、OMR 認識プロファイルが 2 つ以上のグループ化された OMR ゾーンでのみ機能し、多数の OMR ボックスを比較することにより、最小および最大の黒さと閾値が自動的に計算されます。単一の OMR ゾーンの場合は、手動モードを使用します。

  • [手動]

    デフォルトの認識設定を上書きするには、この値を選択します。この値を選択すると、[自動モード] グループが無効になります。

[自動モード]

このグループは、[モード] 設定で [自動] 値が選択されていて、次の設定がある場合にのみ使用できます。

[同じサイズのボックス]

ドキュメントのすべてのボックスが同じサイズである場合は、この設定を有効にします。この設定はデフォルトではオフになっています。(デフォルト:選択済み)

ゾーンの数

OMR ゾーンは、1 つのフィールドを選択するか、複数のフィールドを選択するように動作します。次の中から選択できるゾーンの数を選択します。

  • [1 つのチェック済みゾーン]

    チェック ボックスが 1 つしか選択されていない場合は、この値を選択します。たとえば、性別や敬称などの選択肢としては、1 つのリスト項目のみが選択されます。

  • [多数のチェック済みゾーン]。(デフォルト:選択済み)

    複数のチェック ボックスを選択できる場合は、この値を選択します。たとえば、アプリケーション フォームの関心領域の場合、複数のリスト アイテムが選択されます。

[手動モード]

このグループは、[モード] 設定で [手動] 値が選択されている場合にのみ使用できます。

マークなしのフィールドでは、OMR ゾーンの黒さが非常に少ないことが予想されます。これらの値は、必要に応じて増減できます。「マークなしフィールドの黒さの値」は、次の設定を使用して構成できます。

[最小黒さ]

マークなしのフィールドを表すパーセント単位の最小値を指定するために、スライダを使用するか、入力します。(デフォルト:0)

[最大黒さ]

マークなしのフィールドを表すパーセント単位の最大値を指定するために、スライダを使用するか、入力します。(デフォルト:15)

マーク済みのフィールドの場合、OMR ゾーンである程度の黒さが見られることが予想されます。これらの値は、必要に応じて増減できます。「マーク済みフィールドの黒さの値」は、次の設定を使用して構成できます。

[最小黒さ]

マーク済みのフィールドを表す最小値を指定するには、このスライダを使用するか、入力します。(デフォルト:20)

[最大黒さ]

マーク済みのフィールドを表す最大値を指定するには、このスライダを使用するか、入力します。(デフォルト:40)

[結果テキストを上書き]

個々の OMR ゾーンで結果テキストを変更する場合、他のすべてのゾーンに影響を与えることなく、ここでこれを実行できます。

たとえば、クラスには、Mr.、Mrs.、および Miss の 3 つの OMR ゾーンがあり、敬称を判別するためにグループ化されます。各敬称が [マーク済み] フィールドに入力されているため、数字ではなくタイトルの名前が返されます。

[プロファイル設定を上書き]

OMR プロファイルのデフォルト設定を上書きする場合は、この設定を選択します。これらは、上記の結果テキスト グループに一覧表示されます。(デフォルト:オフ)

[マークなし]

OMR ゾーンがマークされていない場合に返される値を入力します。この設定は、[プロファイル設定を上書き] 設定が無効になっている場合は使用できません。

[マーク済み]

OMR ゾーンがマーク済みである場合に返される値を入力します。この設定は、[プロファイル設定を上書き] 設定が無効になっている場合は使用できません。

[不明]

OMR ゾーンが不明な場合に返される値を入力します。この設定は、[プロファイル設定を上書き] 設定が無効になっている場合は使用できません。

ウィンドウの下部にあるボタンの説明は、「共通 Transformation Designer ボタン」を参照してください。