除外データベース
除外データベースを使用すると、検索で返される可能性のあるメイン データベースの特定のエントリを除外できます。たとえば、請求書でベンダーを検索していると、そのベンダーに関連する住所が複数ある場合があります。無関係な住所を含む除外データベースを設定し、[データベース ロケータのプロパティ] ウィンドウの [一般] タブの 「このロケータで見つからないはずのレコードを持つデータベースを選択 (例: 自分の住所など)」設定に適用できます。
[データベース ロケータ] が実行されると、最初に除外データベースが実行されます。少なくとも 80% の信頼度で返された検索結果は、検索が実行されるときにメイン データベースから除外されます。
除外データベースを設定するときは、次の点に注意してください。
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除外データベースには、メイン データベースと同じ列を含める必要はありません。
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80% の信頼度の最小要件は変更できません。
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データベースには、ドキュメントに表示される列のみを含める必要があります。追加の列が存在する場合、80% の信頼度の最小値が満たされる可能性はほとんどありません。
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除外データベースには、少なくとも 3 つの列が定義されている必要があります。
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候補の信頼度は表示されません。
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除外データベースのフィールドは、ドキュメント上で物理的に近接している必要があります。これにより、信頼性の高い結果が得られる可能性が高くなります。
[Fuzzy データベース] プロパティ ウィンドウ内の 「ドキュメントに存在するフィールド」として定義されているフィールドは、ドキュメント上で物理的に近接している必要があります。
自分の住所の一致は、信頼度が 80% を超える場合にのみメイン データベース検索から除外されます。ドキュメント上で見つからないフィールドは一致の信頼度を低下させるため、ドキュメントに存在しないフィールドは選択できません。