リモート Fuzzy データベースの詳細プロパティ ウィンドウ

このウィンドウを使用して、ロード バランシングの活用により検索を高速化できる追加の Search and Matching Server を構成します。追加の構成を行うことで、計算ワークロードを複数のデータベース ホストに分散し、プライマリとして構成されたサーバーが利用できない場合でも検索要求を実行可能な追加のホストを利用することで、信頼度を向上させることができます。

実行時に検索が実行される場合は、最も速く応答するホストが、クライアントによって抽出に使用されるホストになります。以降のすべての検索では、そのホストの負荷に関係なく、引き続きそのホストが使用されます。抽出プロセスが再開されると、ホストが解放されます。抽出プロセスは、Transformation Server 設定に基づいて再開されます。この動作は、負荷分散に置き換わるものではありません

[データベース ホスト]

このグループには、プライマリとして構成されたリモート Fuzzy データベースと追加のホストがリストされます。次のテーブル列を使用できます。

[ホスト名]

複数の Search and Matching Server のクラスタを管理するスタンドアロン Search and Matching Server または Load Balancer を実行するコンピュータの名前を入力します。または、IP アドレスを入力するか、ローカル コンピュータに Search and Matching Server または Load Balancer がインストールされている場合は 「localhost」 と入力します。[データベース検索] ボタンをクリックすると、ローカル ネットワーク内で利用可能なすべてのサーバーと Load Balancer を検索できます。下矢印をクリックして、リストからサーバーを選択します。

[ポート]

必要に応じて、Search and Matching Server との通信に使用するポート番号を変更します。デフォルトでは、スタンドアロン Search and Matching Server のポート番号は 22000、Load Balancer のポート番号は 22001 に設定されています。ポートの値は、サーバーまたは Load Balancer の構成値に一致している必要があります。

[タイプ]

追加されたデータベース ホストに対する次の処理タイプのいずれかを選択します。

  • [すべて] - Transformation Server の処理中に実行されるすべての要求、および Validation モジュールによって要求されるすべてのデータベース検索にデータベース ホストを使用します。

  • [抽出] - Transformation Server によって実行される要求にデータベース ホストを使用し、Validation モジュールからの要求にはデータベース ホストを使用しません。

  • [検証] - Validation モジュールによって実行されるリクエストにはデータベース ホストを使用し、Transformation Server モジュールからのリクエストにはデータベース ホストを使用しません。

次のボタンを使用して、データベース ホストの設定を管理します。

[追加]

このボタンをクリックして、データベース ホストを追加します。

[削除]

このボタンをクリックして、現在選択されているデータベース ホストと設定をリストから削除します。

[検索]

[検索] をクリックして、ネットワーク ブロードキャストに基づいて同じネットワークで利用可能な Search and Matching Server または Load Balancer を表示します。

同一のネットワーク内にあるサーバーのみが表示され、ファイアウォール設定によりブロードキャストがブロックされる場合があります。

[テスト]

選択したホストへの接続を確立し、プライマリ データベース ホストで選択したものと同じ名前と構造を持つデータベースが利用可能かどうかを確認します。接続に障害がある場合、またはデータベースに問題が発生した場合は、エラー メッセージが表示されます。

ウィンドウの下部にあるボタンの説明は、「共通 Transformation Designer ボタン」を参照してください。