アドバンスト エバリュエータ

[アドバンスト エバリュエータ] アイコン[アドバンスト エバリュエータ] を使用して、請求書や注文書ドキュメントに一般的に使用される一連のサブフィールドについて、複数の入力ロケータから最適な抽出結果が返されるようにします。サブフィールドごとに入力ロケータの評価ステップと信頼度の閾値を定義して、投票プロセスで正しい結果が見つかるようにします。

Kofax TotalAgility には、請求書のヘッダ フィールドや金額を抽出するためのさまざまなロケータが用意されています。たとえば、トレーニング可能なグループ ロケータ、ルール ベースの請求書ヘッダ ロケータ、形式ロケータなどがこれに含まれます。多くの場合、異なるロケータによって同一のフィールド値が複数回読み取られます。[アドバンスト エバリュエータ] を使用すると、スクリプトを使用せずに最大 3 つの入力ロケータの結果を評価することができます。フィールドの各種ロケータの結果を評価する 1 つの方法として、トレーニング可能なロケータの特定アルゴリズムの結果に依存するようにすることが挙げられます。

たとえば、形式ロケータ、金額グループ ロケータ、データベース ロケータなどを使用して郵送料を抽出することが可能です。アドバンスト エバリュエータを使用すると、これら 3 つのロケータのそれぞれから郵送料に対する結果を比較して、最も信頼できる結果を選択することができます。これにより、抽出された値が正しいものとなる可能性を高めることができます。

入力信頼度の閾値を変更して、各入力ロケータから返される候補の数を制限できます。これにより、異なるロケータからの信頼度の値をより均等に比較することができるようになります。評価ステップの出力信頼度を定義して、結果を制御することもできます。

次の方法で、[アドバンスト エバリュエータ] で使用するサブフィールドを管理します。

次の方法で、[エバリュエータ サブフィールド] リストに追加されたサブフィールドを構成します。

[アドバンスト エバリュエータ] には、アドバンスト テスト モードが用意されています。

アドバンスト エバリュエータのプロパティ ウィンドウ には次のタブがあります。