[注釈の一致] 機能の有効化

[注釈の一致] 機能は、さまざまな状況で役立ちます。たとえば、ワークフローで金融プロセスの自動化ツールを使用している場合、注釈の一致により、価格の超過や不足、または価格の上昇が通知されるようにすることができます。

[行アイテム マッチング ロケータ] により、バックエンド システムに対する請求書内の一致を検索します。ロケータは、すべての行アイテムの一致 (または不一致) ごとに、注釈の一致列に注釈の一致を書き込みます。一致があいまいな場合は、注釈の一致に説明が記載されます。たとえば、行アイテムに価格の不足があることを示す注釈の一致が表示される場合もあります。

この機能を使用するには、テーブル モデルに注釈の一致列を追加する必要があります。

デフォルトでは、注釈の一致は非表示です。Validation に表示されるようにするには、テーブル モデル プロパティで設定を選択します。その後、Validation ユーザーはこの情報を使用して、ドキュメントを検証できます。注釈の一致を 「読み取り専用」 および 「常に有効」 プロパティに変更することはできません。

注釈の一致列は、[行アイテム マッチング ロケータ][データベース] タブではなく、抽出結果ペインに表示されます。ロケータをテストすると、行アイテムの注釈が表示されます。

検証中に [注釈の一致] 列のすべての注釈の一致を更新する最終メソッドはスクリプト プログラミングから使用できます。

このメソッドを使用して他の列のデータを更新することはできません。

ロケータでオンライン ラーニングが有効化されていると、すべての行アイテムを照合できる場合に、このメソッドによってトレーニング データの生成が開始されます。詳細と例については、「Kofax TotalAgility スクリプト ヘルプ」を参照してください。

注釈の一致を以下の手順に従って、設定します。有効化できます。

  1. ロケータ プロパティ開きます
  2. [設定] タブで、[テーブル モデル] をクリックします。

    [プロジェクト設定] - [テーブル] タブが表示されます。

  3. [テーブル] タブの [テーブル モデル] グループで、この [行アイテム マッチング ロケータ] に使用したテーブル モデルをダブルクリックします。

    [テーブル モデルのプロパティ] ウィンドウが表示されます。

  4. [使用可能な列] リストから [注釈の一致] を選択し、[テーブル モデル][割り当てる] [割り当て] ボタン をクリックします。
  5. 必要に応じて、Validation に注釈の一致列を表示することができます。
  6. 変更を保存するには、[閉じる] をクリックます。
  7. テスト ドキュメントを開き、[テスト] をクリックして設定をテストします。
  8. 必要に応じて、[閉じる] をクリックして [ロケータ プロパティ] ウィンドウを閉じます。
  9. プロジェクトの変更を保存します。