A2iA ゾーン ロケータ

[A2iA ゾーン ロケータ] は非推奨になり、サポートされなくなりました。ただし、以前のリリースの [A2iA ゾーン ロケータ] を使用している場合は、自己責任でこれらのロケータの使用を継続することができます。[A2iA ゾーン ロケータ] および小切手と筆記体の認識エンジンは参照用として残されています。本番環境で使用するためのものではありません。

サポートされているロケータ メソッドにこれらのロケータを移行することもできます。[A2iA ゾーン ロケータ] を使用するか、移行するには、小切手および筆記体認識アドオンをインストールする必要があります。

[A2iA ゾーン ロケータ] を移行する場合は、次の動作が発生します。

  1. [A2iA ゾーン ロケータ] が、CheckReader 機能を使用するように構成されている場合は、[小切手ロケータ] に移行されます。

  2. [A2iA ゾーン ロケータ] が FieldReader 機能を使用するように構成されている場合は、FormXtra 認識エンジンを使用する [アドバンスト ゾーン ロケータ] に移行されます。1 つの [A2iA ゾーン ロケータ] に複数のゾーンが含まれている場合は、各ゾーンに 1 つずつ、複数の FormXtra ゾーン プロファイルが作成されますこれにより、ゾーンごとに固有の設定を構成できます。

[A2iA ゾーン ロケータ] アイコン[A2iA ゾーン ロケータ] は、クラス内のすべてのドキュメント上で同じ位置にある印刷、手書き、および筆記体のデータを検索、抽出および認識します。筆記体のデータには、署名や文字が結合したその他の書き込みが含まれます。構成を行ったこのロケータは、アドバンスト ゾーン ロケータと同様のゾーンを使用します。

このロケータ メソッドで処理可能なドキュメントには、銀行小切手、銀行預金伝票、契約書、および他の認識エンジンでは簡単に認識できない手書きの内容を持つその他のドキュメントなど、さまざまな種類が含まれます。

このセクションで説明する A2iA ゾーン ロケータは、Kofax TotalAgility のインストールの一部ですが、デフォルトではインストールされません。このロケータを使用するには、Kofax TotalAgility のインストール時に、小切手および筆記体認識アドオンを選択する必要があります。または、元のインストーラ ファイルを使用して、後で認識エンジンを追加することもできます。ロケータ メソッドのリストに A2iA ゾーン ロケータが表示されない場合は、必要なアドオンがインストールされていません。

また、このロケータとその認識エンジンを本番環境で実行するには、個別のライセンスが必要です。

このロケータは、以下の認識エンジンを利用して、手書きの筆記体などといった判読の難しい文字を認識します。

A2iA ゾーン ロケータは、フィールドの Unicode 文字をサポートしていません。たとえば、日本語と中国語の文字は、A2iA のプロジェクト パスおよびフィールド名としてサポートされていません。

次の方法で [A2iA ゾーン ロケータ] を管理します。

タブは任意の順序でクリックすることができますが、[一般] タブで必要な設定を追加してから他のタブに進むようにしてください。

A2iA ゾーン ロケータのプロパティ ウィンドウ には次のタブがあります。