データベース フィールドをロケータ サブフィールドにマッピングする
参照データベースを選択した後に、データベース フィールドを同じクラス内のロケータのサブフィールドにマッピングする必要があります。使用される最も一般的なロケータ メソッドは、[アドバンスト ゾーン ロケータ] です。このロケータ メソッドは、認識データを含む複数のサブフィールドを生成します。
たとえば、[アドバンスト ゾーン ロケータ] は、次に示す、顧客データの 4 つのサブフィールドを生成します。「名」、「ミドルネーム」、「姓」、「社会保障番号」。
「名」フィールドは重要ですが、別の形式で存在する場合もあります。たとえば、「John」はドキュメント上で「J.」と記述することができます。ただし、「David」などのように、名に類似性がない場合は、レコードを照合しません。したがって、このフィールドには [部分的一致が必要です] を選択します。
「ミドルネーム」はドキュメントに表示されない場合がありますが、レコードが表示されていない場合でも除外してはなりません。したがって、このフィールドには [一致は必要ありません] を選択します。
「姓」と「社会保障番号」は必須です。これらが一致しない場合は、レコードを返してはなりません。したがって、これらのフィールドには [完全一致が必要です] を選択します。次の表は、この例の条件の概要を示しています。
レコードを見つける条件
フィールド | 評価タイプ |
---|---|
名 | [部分的一致が必要です] |
ミドルネーム | [一致は必要ありません] |
姓 | [完全一致が必要です] |
社会保障番号 | [完全一致が必要です] |
これらのサブフィールド内の入力データは、そのドキュメントに対応するデータベース レコードを見つけるためのエバリュエータの入力として使用されます。
データベース フィールドをロケータ サブフィールドにマッピングするには、以下の手順に従って、設定します。
- ロケータ プロパティを 開きます。
- [一般] タブの [ロケータをデータベース フィールドに割り当てる] テーブルで、最初のデータベース フィールドを選択します。
- [ロケータ] 列で、値をクリックしてリストを表示します。
- 選択したデータベース フィールドの値と一致するのに最適なデータを持つサブフィールドを選択します。
- 残りのデータベース フィールドに対してこれらの手順を繰り返します。
- テスト ドキュメントを開き、[テスト] をクリックして設定をテストします。
- 必要に応じて、[閉じる] をクリックして [ロケータ プロパティ] ウィンドウを閉じます。
- プロジェクトの変更を保存します。