テーブル テストのためのエキスパート モードの使用

テーブルをテストする場合は、[テーブル ロケータ] のエキスパート モードを使用して、結果を得るための方法や使用するアルゴリズムに関する技術的な詳細を表示します。[テーブル ロケータ] は 5 つの個別アルゴリズムを使用しており、これらのアルゴリズムは特定の順序で実行されます。これらのロケータがどのようなタイミングで実行され、行った変更が各アルゴリズムの結果にどのように影響するかを把握することで、全体的な結果を改善することができます。

[テーブル ロケータ] のアルゴリズムは、次の順序で実行されます。

  1. 金額ベースのアルゴリズム

  2. 位置ベースのアルゴリズム

  3. ヘッダ ベースのアルゴリズム

  4. 行ベースのアルゴリズム

  5. レイアウト ベースのアルゴリズム

アルゴリズムとタイミング結果のリストに加えて、[ドキュメント ビューア] (テーブル モード) の強調表示が変更されます。テーブルの境界線が補外されます。横線は赤で表示されます。縦線は茶色で表示されます。ヘッダ行は緑で表示され、補間情報は青で表示されます。

この技術情報を使用して、テーブル設定を変更する必要があるかどうか、および変更が必要な場合はその場所を判断します。エキスパート モードを使用して [テーブル ロケータ] をテストするには以下の手順に従って、設定します。

  1. ロケータを [テスト] します。
  2. [テスト結果] タブを開いた状態で、[Ctrl + F12] を押します。

    [テーブル ロケータ] エキスパート モードが表示されます。[ドキュメント ビューア] (テーブル モード) のドキュメントがエキスパート モードの強調表示スキームを使用するように変更され、技術的な詳細を示す追加ペインが テーブル ロケータのプロパティ ウィンドウ の下部に表示されます。

  3. 必要に応じて、次のボタンをクリックして、個々のアルゴリズムを個別にテストします。
    AB

    金額ベースのアルゴリズムのみをテストします。

    PB

    位置ベースのアルゴリズムのみをテストします。

    HB

    ヘッダ ベースのアルゴリズムのみをテストします。

    LB

    行ベースのアルゴリズムのみをテストします。

    YB

    レイアウト ベースのアルゴリズムのみをテストします。

    各アルゴリズム テストを実行すると、統計と [ドキュメント ビューア] (テーブル モード) が更新され、テスト結果が表示されます。