カスタム エンティティ フォルダの構造

カスタム エンティティはプロジェクト ファイルと一緒に、次のパスに保存されます。

\Custom\SalienceData\<language>\salience\entities\<EntityTypeName>\

簡単に見つけられるようにするために、プロジェクト ツリー[プロジェクト] アイテム [プロジェクト ツリー] - [プロジェクト] アイコン を選択すると、プロジェクト パスはクリック可能なリンクとして表示されます。

このディレクトリ構造がまだ存在しない場合は、作成する必要があります。

このパスには、ユーザーが指定する必要のある 2 つの変数があります。1 つ目は、<language> フォルダです。これは、ユーザーが使用している言語を表す 2 文字のコードです。たとえば、Natural Language Processing engine でサポートされている言語と、フォルダに名前を付けるときに使用する必要がある 2 文字のコードを次に示します。

  • ドイツ語 - de

  • 英語 - en

  • スペイン語 - es

  • フランス語 - fr

  • イタリア語 - it

  • 日本語 - ja

  • 韓国語 - ko

  • オランダ語 - nl

  • ポルトガル語 - pt

  • ルーマニア語 - ro

  • 中国語 - zh

2 つ目の変数は、entities フォルダの下にあるフォルダの名前です。このフォルダの名前によって、NLP engine から返されるエンティティ タイプ (Entity Type) が判別されます。エンティティ タイプが表示されるのは、テーブル フィールドと [名前付きエンティティ ロケータ] を使用するとき、または XDoc Browser でテスト ドキュメントを表示するときです。

たとえば、Cars フォルダ内にカスタム エンティティが含まれている場合、NLP engine はこれが名詞であり、複数形であることを認識できます。このため、この例で返されるエンティティ タイプは、実際は 「[Car]」 になります。フォルダ名がすでに単数形になっている場合、または複数形として認識されない場合は、.cdl エンティティ ファイルが正しい形式になっている限り、フォルダ名が代わりに返されます。