カスタム ドキュメント テスト セット
プロジェクトごとに自動的に作成される事前構成済みのドキュメント セットだけでなく、カスタム テスト セットを追加することもできます。カスタム テスト セットがプロジェクトに追加されると、このプロジェクトが今後開かれるたびに、「最近使用したドキュメント」 リストからこのドキュメント セットへの参照を使用できるようになります。
プロジェクトに添付されたドキュメント セットの参照を永続的に保持することもできます。つまり、プロジェクトを開いたとき、およびプロジェクトの存続期間中は常に、[ドキュメント] ウィンドウでドキュメント セットを使用することができます。ドキュメント セットが不要になった場合はいつでも、プロジェクトから削除できます。
カスタム テスト セットに、画像 (*.tif、*.jpg、*.png)、テキスト ファイル (*.txt)、PDF ファイル (*.pdf)、XDocuments (*.xdc) などのソース ファイルを混在させることができます。これらのタイプのファイルを含むドキュメント セットは通常、抽出、分類、分割のトレーニングとテスト、抽出トレーニング、およびその他のさまざまなタイプのベンチマークに使用されます。これらのドキュメント セットにディレクトリ階層を含めることができますが、ドキュメント セットは、物理的なレイアウトと一致するディレクトリ構造に個別のドキュメントとして保存されます。
XFolder (*.xfd) に保存されている一連のドキュメントを含むドキュメント セットを作成することもできます。
このセットにはドキュメント セットの階層が含まれていて、構造テストに使用されます。
これらのカスタム テスト セットは、追加のトレーニング セット、テスト セット、さらにはベンチマーク セットとして使用することができ、通常はゴールデン ファイルと呼ばれています。
ドキュメント セットを作成する場合は、[ファイル タイプ] を選択します。これらのファイル タイプによって、ドキュメント セットの目的が決まります。
XDocument、画像、テキスト ファイル、または PDF を使用するドキュメント セットを、プロジェクトのレイアウトと一致する階層内に配置することもできます。これらのドキュメント セットは一般に、抽出、分類、分割、およびベンチマークのテストに使用されます。
カスタム テスト セットは、次の目的に使用できます。
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分割、分類、抽出のテスト。カスタム テスト セットをプロジェクトに最初に追加する場合のデフォルト ドキュメント セット タイプには、テスト用ドキュメント セットが割り当てられます。
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分割、分類、抽出のベンチマークの生成。ドキュメント セットのショートカット メニューを使用して、テスト ドキュメント セットをベンチマーク ドキュメント セットに変換できます。