A2iA ゾーン ロケータの移行

[A2iA ゾーン ロケータ] は非推奨になり、サポートされなくなりました。ただし、以前のリリースの [A2iA ゾーン ロケータ] を使用している場合は、自己責任でこれらのロケータの使用を継続することができます。[A2iA ゾーン ロケータ] および小切手と筆記体の認識エンジンは参照用として残されています。本番環境で使用するためのものではありません。

サポートされているロケータ メソッドにこれらのロケータを移行することもできます。[A2iA ゾーン ロケータ] を使用するか、移行するには、小切手および筆記体認識アドオンをインストールする必要があります。

[A2iA ゾーン ロケータ] を移行する場合は、次の動作が発生します。

  1. [A2iA ゾーン ロケータ] が、CheckReader 機能を使用するように構成されている場合は、[小切手ロケータ] に移行されます。

  2. [A2iA ゾーン ロケータ] が FieldReader 機能を使用するように構成されている場合は、FormXtra 認識エンジンを使用する [アドバンスト ゾーン ロケータ] に移行されます。1 つの [A2iA ゾーン ロケータ] に複数のゾーンが含まれている場合は、各ゾーンに 1 つずつ、複数の FormXtra ゾーン プロファイルが作成されますこれにより、ゾーンごとに固有の設定を構成できます。

サポートされているロケータ メソッドの 1 つに A2iA ゾーン ロケータを移行することをお勧めします。次の操作を実行できます。以下の手順に従って、設定します。

  1. 1 つ以上の A2iA ゾーン ロケータを含む Transformation Designer プロジェクトのバックアップ コピーを作成します。

    これにより、参照目的でアクセスできるプロジェクトを常に確保できます。

  2. Transformation Designer でプロジェクトのオリジナル コピーを開きます。

    プロジェクトを開くと、アップグレードの警告に関する説明を示すウィンドウが表示されます。メッセージを確認し、メモを取って、構成の変更や自動変換を確認できるようにします。

  3. プロジェクト内の A2iA ゾーン ロケータごとに、次の手順を実行します。
    1. [プロジェクト ツリー] で、A2iA ゾーン ロケータを含むクラスに移動します。

      [詳細] ページが表示され、このロケータは非推奨であり、移行可能であることを示す警告が表示されます。

    2. [移行] をクリックします。

      移行の実行を確認するメッセージが表示されます。メッセージを読んで、[OK] をクリックします。

      移行中に行われた変更に関する説明を示すウィンドウが表示されます。このウィンドウには、新しいロケータの名前と、移行中に発生した問題が表示されます。

      移行できなかった特定の A2iA ゾーン ロケータの設定についてのメッセージを確認し、メモを取ります。

      たとえば、A2iA ゾーン ロケータが CheckReader 機能を使用するように構成されている場合は、小切手ロケータに移行されます。ただし、小切手ロケータはすべての国に対する同一の設定をサポートしているわけではないため、古い A2iA ゾーン ロケータの構成を小切手ロケータに直接マッピングすることはできません。そのため、小切手ロケータとその設定を確認して、適切に構成されていることを確認する必要があります。

      同様に、FieldReader 機能を使用するように A2iA ゾーン ロケータが構成されている場合は、アドバンスト ゾーン ロケータおよび対応する FormXtra ゾーン認識プロファイルに移行されます。場合によっては、A2iA ゾーン ロケータの設定に 1 対 1 で対応していないため、類似した設定が割り当てられることがあります。アドバンスト ゾーン ロケータの設定と FormXtra ゾーン プロファイルの設定を確認して、適切に構成されていることを確認します。

    3. [閉じる] をクリックします。

      オリジナルの A2iA ゾーン ロケータは参照用として残されており、プロジェクトが適切に動作するか十分にテストした後に削除することができます。

    4. プロジェクト内の A2iA ゾーン ロケータごとに、これらの手順を繰り返します。
  4. 関連するドキュメントを使用して、新しいロケータをテストします。必要に応じて設定を変更してください。
  5. テスト結果に問題がなければ、[保存] をクリックしてから、[リリース] をクリックしてプロジェクトをリリースします。