抽出、言語、国

抽出メソッドによっては、日付や金額のフォーマッタ、グループ ロケータなど、国固有の設定に依存している場合があります。たとえば、処理済みのドキュメントで使用される日付形式を構成するには、日付フォーマッタを使用します。日付形式はヨーロッパの請求書では 「12.4.2010」 に、アメリカの請求書では 「04/12/2010」 になります。同様に、請求書の小数点の使用法を定義するには、金額フォーマッタを使用します。ドイツの請求書では小数点文字としてコンマ (12,34 ユーロ) が使用されますが、アメリカの請求書ではピリオド (12.34 ドル) が使用されます。

フィールドの検証中に、フィールドの書式設定を適用することもできます。たとえば、検証中にユーザーがフィールドの値を変更した場合は、フィールドの書式設定を適用できます。

グループ ロケータは、ドキュメントから一連の請求書フィールドを取得して、検証します。たとえば、請求書日付日、注文日付、合計金額などです。その結果、ドキュメント上の金額フィールドと日付フィールドの形式や計算方法が国によって異なる場合があります。この原因として考えられるのは、国ごとに税モデルが異なることです。

プロジェクトに新しい国を追加し、[プロジェクト設定] - [国設定] タブから税モデル、税率、丸め設定などの設定を構成することで、国固有の設定を定義できます。さらに、[プロジェクト設定] - [形式] タブでフィールド フォーマッタを追加して、日付と金額の形式を定義します。