手動テーブル モードでのテーブル セルの定義
行アイテム内のエリアを選択してセルを定義します。垂直に配置されている場合であっても、セルは行アイテム内の任意の場所に配置できます。複数の行にまたがってセルを配置することができます。それぞれのセルを、テーブル モデルの列に割り当てます。セルはオプションにすることができます。つまり、行アイテムにセルがない状態とすることができます。セル タイプはセルが描画されるときに自動的に決定されますが、タイプは変更可能です。たとえば、数値が含まれている数量セルを選択すると、セル タイプは数値に設定されます。
実行時に、数値列によって数量 1 が使用されるドキュメントが処理に含まれており、認識プロセスで数値がパイプ ( | ) として読み取られる場合、セル タイプが一致せず、行アイテムが破棄される可能性があります。このような場合は、[セル タイプ] リストで 「関連しない」 を選択します。この設定は、セル内の任意のタイプの文字をサポートします。
行アイテムのセルを描画すると、青い長方形で構成されるテンプレートが作成されます。このテンプレートは、ドキュメントを 1 行ずつ渡します。データのパターンと一致するたびに、行アイテムが識別されます。
テーブル モデルに 2 つの列のみが含まれる場合は、2 つの青い長方形しか描画できません。このようなテンプレートは、ドキュメントの多くの行に適合します。したがって、テーブル モデルの列数が少なく、行アイテムのセル数が多い場合は、アンカーの長方形を使用してテンプレートがより正確な位置になるようにします。これにより、テンプレートで検出される不適切な行アイテムを減らすことができます。
テーブル内の行アイテムを見つけやすくするには、アンカーを使用します。ただし、アンカーは、モデル列にマッピング可能な実際のデータではありません。