値座標の重要性
抽出オンライン ラーニングでは、ドキュメント上の正しいフィールド位置を含む、すべてのフィールドのデータをキャプチャする必要があります。フィールドの位置と座標がないと、特定のトレーニング アルゴリズムはドキュメントを正しくトレーニングできません。
キーボードを使用する場合は、オート コンプリートを使用して値を入力すると同時に、フィールド座標を指定します。
フィールド値に文字を入力すると、入力した文字で始まる、ドキュメントから取得されたすべての有効な単語を含む小さなリストが生成されます。このリスト ボックスのアイテムは、ドキュメントの画像でもハイライトされます。さらに文字を入力すると、リスト内のアイテムの数が減ります。ユーザーが入力を続けると、ドキュメント上にある、フィールド コンテンツと一致する最初の値の座標が、フィールドに割り当てられます。
入力する代わりに、リストからアイテムを選択し、Enter を押して確定することもできます。これは、長い請求書番号や VAT ID に役立ちます。小計と合計が等しい場合のように、ドキュメントに同じ値が複数回印刷されている場合は、追加の作業が必要になります。
オート コンプリートでは、ドキュメント ページに表示される順序に従ってアイテムが一覧表示されます。最初に一致した認識結果がリストの最初に表示されます。矢印キーを使用して、[ドキュメント ビューア] およびミニ ビューアのドキュメント ページにあるリストから正しい値を選択します。抽出オンライン ラーニングの場合は、フィールド位置が正しいリスト アイテムを選択します。フィールド位置が正しくないと、同じレイアウトのその他のドキュメントで正しくない抽出結果が得られる可能性があります。抽出オンライン ラーニングを使用しない場合、正確なフィールド位置は重要ではありません。
ドキュメント上の位置が正しいにもかかわらず、OCR エラーが含まれている値をリストから選択する場合は、次のように値を修正します。
- リストからドキュメント上の位置が正しい値を選択し、Esc を押して、現在のフィールドのオート コンプリートをオフにします。
- 必要に応じて値を変更します。
座標は保持され、[ドキュメント ビューア] でハイライトされます。フィールド コンテンツを編集するときにオート コンプリートを無効化しないと、フィールドの座標が失われ、フィールドを正しくトレーニングできません。座標が失われると、[ドキュメント ビューア] のフィールドのハイライトが使用できなくなります。
- オート コンプリートをもう一度有効にするには、Shift + Esc を押して新しい文字を入力し、利用可能な OCR 結果のリストを表示します。