クラスに対してサブツリー分類を有効にする
サブツリー分類を使用して、親クラスとその子クラスを区別します。親クラスと子クラスの関係は、同じドキュメントの異なるバージョンのように単純な場合もありますが、常にそうであるとは限りません。分類が実行されると、親クラスまたはその子クラスに属しているドキュメントが最初に親として分類されます。サブツリー分類は、ドキュメントが親クラスではなく子クラスに属しているかどうかを判断するために実行されます。
サブツリー分類を使用するプロジェクトでは、親クラスを有効な分類結果から除外するのが一般的です。多くの場合、親クラスはドキュメント タイプではなくコレクタまたはカテゴリであり、子クラスが実際の分類結果になります。分類中は、親クラスは有効な分類結果ではないため、子クラスの方が親クラスより信頼度が低い場合でも、子クラスが割り当てられます。
サブツリー分類を使用する前に、親クラスのサブツリー分類を有効にする必要があります。そのためには、以下の手順に従って、設定します。
- Transformation Designer のメイン ウィンドウで、[リボン] をブロックするウィンドウを非表示にするか閉じます。
- [プロジェクト ツリー] ウィンドウを 開きます (まだ開いていない場合)。
- [プロジェクト ツリー] を展開し、クラスを選択します。
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表示されていないクラス コンテンツは、必要に応じて表示します。
非表示のクラス コンテンツが表示されます。
- [詳細] ウィンドウを 開きます (まだ開いていない場合)。
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[クラスの詳細] ウィンドウの [サブツリー分類] グループで、[サブツリー分類を有効化] を選択します。
サブツリー分類設定が有効になります。
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必要に応じて、[最小信頼度] 設定を調整します。
この値は、ドキュメントを子クラスに属するものとして分類するために必要な信頼レベルを決定します。
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必要に応じて、[最短距離] 設定を調整します。
この値は、最大信頼度を分類結果として選択するために、最大信頼度と 2 番目の信頼度の間に必要な信頼度の差異を設定します。
- 子クラスごとにトレーニング ドキュメントを追加します。
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プロジェクトをトレーニングします。
サブツリー分類子は、サブツリー分類が有効になっている各親クラスのクラス プロパティで自動的に作成されます。